スプールと色以外は、内部構造も形状もカルカッタコンクエスト100HG、101HGと同じなので、インフィニティドライブ、マイクロモジュールギアなど、シマノの誇る頂点のテクノロジーが結集されている。基本性能には絶対の信頼感を持って使えるというわけだ。実際に会場でハンドルを回した印象は、違和感や異物感が全く認められない均一な巻き感。そして、この締まった黒というカラーの効果なのか、よりコンパクトに見えた。標準的なベイトリールでは投げにくくて、ベイトフィネスリールでは糸巻量が足りないと感じるルアーは意外に多い。そんなルアーをスイートスポットに設定したのがこのシャローエディションだと理解した。もちろん、フラットサイドクランクにも使いたいけれど、個人的には第一印象通り、中~小型トップウォーター用にも使ってみたい1台だ。