あっという間にエサのコケブ(イシゴカイ)20gはなくなってしまった。エサはいつもこの量で、一日の釣りが充たされる。これは古希ジイの気持ちが続く量でもある。だからこの日も「もっとエサがあればもっと釣れたのに」と思ったりはしなかった。ひと時楽しんだけれど潮が止まると魚もいなくなってしまった。せいぜい15℃の気温で北風がサブイ日だったけれど、潮が止まったと思ったらフワーッと暖かくなった。今日は楽しかった、といつも対面に座る皿倉山につぶやいて竿をたたんだ。 キス天。家内と二人でぜーんぶ食ってしまいました。