自作コアユエサにおける爆釣へ一番の近道、それはシラスを使うことである。そう、スーパーなどで売っているあの茹でシラスである。茹でシラスをすり潰して、そこにパン粉、小麦粉、塩などを加えるのがある意味定番なのだが…実は、語り部は茹でシラスは使わない。なぜなら、高いから。去年くらいからシラスの価格が高騰し、エサ代としてまったくバカにならないのだ。かといって、ケチってシラス量を激減させたりすると釣れないエサになるし…。で、語り部が代用するのが煮干し。出汁用に売られているあの煮干し…その正体は、シラスと同じカタクチイワシである。では、順を追って箇条書きにして終わろう。●材料1. 煮干し 100g2. 出汁ガラ 25g3. 小麦粉 40g4. パン粉 35g5. 塩 45g6. 水 100cc分量で気をつけたいのは、小麦粉の量。これが多すぎるとエサが粘り過ぎてバラけにくくなってしまい、全然釣れなくなる。少なすぎるとすぐにエサが流れてしまい、経済的に痛い。なお、この分量は流れのある川を想定しているので、湖で釣る場合は小麦粉の分量を少し減らしたほうがいいだろう。出汁ガラは、うどん屋さんでもらってそれをフードプロセッサーで粉末にする。狙いはカサ増しである。ぶっちゃけ、これはなくてもいい。塩の量は適当でいい。水の量はその時の気温や湿度にも左右されるので、コネながら追加していくといいと思う。●手順1. 煮干しをフードプロセッサーで粉末状にする2. それに出汁ガラ魚粉、小麦粉、パン粉、塩を適量加える3. 手でかき混ぜて水を加える4. 水が全体にムラなく行き渡るようにする。手は熊手のように使うことで均一に混ざる5. 水を混ぜたら3分ほど放置して馴染ませる6. 適量をこねてダンゴを作る。油粘土よりもちょい柔らかいくらいがおすすめ7. 完成。すぐに使わない分は冷凍保存する。