午後から風も収まって来たので、魚が動き出すであろう夕方に向けて一定のポイントへと撒き餌を打ち返す。すると、魚も寄って来たのか、これまで当たらなかったボラが喰い出し、立て続けに2匹のボラをゲット。「そろそろ“本命”を…」と手返しを繰り返していると、ゆっくりとした潮に乗って沖の方に沈みながら流れていたウキが一気に海中へ消えた。素早く合わせを入れると先程よりも力強く重量感もある引き込み。無理はせず魚を走らせて徐々に浮かせると、ピンクの魚体が綺麗なマダイが浮いて来た。無事にタモ入れに成功、計測してみると50cm級の立派なサイズ。その後はまた潮が手前側に入ってくる潮に変わり、アタリもなくなったので16時に納竿した。『ヒダカ水産』へのアクセス蒲江地方では、この筏に限らず周辺の波止や地磯からでもこれからの時期は、大型のチヌやマダイが狙える魅力タップリの場所である。蒲江までのアクセスは大分自動車道を南下し蒲江ICを降り、直進すると海に出るので、突き当りのインターパーク交差点を右折、10分程走ると『ヒダカ水産』に到着する。事前予約を忘れずに。また、どこで釣りをした時にも必ずゴミは持ち帰り、地元の人への配慮を怠らずに釣りを楽しん頂きたい。