今後、さらなる水温上昇とともに大型の個体だけではなく20~40㎝のバスもどんどん浅場へ移動して、GW頃には産卵行動を取り始める。アングラーも多くなる時期だが、産卵行動中のバスを釣ると産卵床を捨ててしまう。すると、せっかく産んだ卵もニゴイやコイに食べられてしまう。この時期、私はガイド要望が無い限りは釣らないようにしており、要望があっても最小限で我慢してもらっている。産卵行動中のバスに遭遇した場合は、出来ればそっと見守って頂きたい。GW頃の河口湖で、産卵に絡んでいないバスの釣り方は“表層パターン”のライトリグで水深2~4mに生えている水草を狙うか、例年5月頃に行われるバス放流の放流物をライトリグや巻物で狙うのも手だ。