潮が止まるとやはりアタリが遠のき休憩タイム。太陽が傾きかけて上げ潮が効いて来た。上空には松島基地から飛んできたブルーインパルスが通過。とにかく雰囲気が良い。朝から居たファミリーと入れ替わるように、本格派の釣り人が増えて来る。私も再始動して探りを入れる。「掛かった!」。明らかに強い引き。上がったのは21.5cmのハゼ。産卵後の体型だったが、綺麗な色。「もしかしてこのまま2年目に入るのかな」と興味津々。その後、18cm前後のハゼ、アカハゼが入れ喰いモードへ。そして再び大きなアタリ。引きを楽しみながら上げると22.5cmのハゼ。「デカイ!」。こちらも産卵後の体型だが頭が大きい。友人が「今後、体型が“復活”しますから…」と、帰る時間を忘れて楽しんでしまった。「もう1泊して行きたい」と後ろ髪を引かれる想いで釣り場を後にした。素晴らしい釣り場が点在している宮城県。今回は石巻エリアだったが、仙台湾でも無料で楽しめる『スリーエムパーク釣り公園』の工事が5月31日に完了し再開予定。また、『亘理町鳥の海・荒浜漁港公園』も無料で釣りが楽しめる。近々にスケジュールを作って再び向かう予定。ハゼの不思議と宮城県のパワーを感じた釣行だった。