結果、バスをキャッチしたのはボーター5人、コ・アングラー4人。“あのバス”をキャッチ出来ていれば、どんなに悪くても4位には入っていた。釣りの話に“タラ・レバ”は禁句とは言え、惜しすぎる1匹だった。全体的な印象としては、バスの個体数がかなり減って来ているということ。とは言え、バスの生態系の中での立ち位置を考えると、個体数が少ないのは当然のことである。バスがその日、どこにいるか見つけ、何を喰っているかを考え、こちらがこれで釣りたいという拘りをある程度捨ててバスに合わせていくことが出来れば、きっとバスに出会えるフィールドなのだと思う。難しいが、本来のバス釣りの面白さを味わえる、そしてある意味、アメリカでの釣りに近いものがあるフィールドだと言える。腕に自信のある方にチャレンジしてほしい。