朝イチ。選手が少ない場所でひたすら魚探で魚を探す展開。2ヵ所目で狙っていた映像が映り、すぐさまマグナムスプーンを投下。1投で仕留めたかに見えたが、ネットまであと5cmというところで痛恨のフックオフ。昨日の魚はあれだけ慎重にネットインしたのに、本番ということもあり、自分に焦りが出ていたのが分かった。まだチャンスはあると思ったのもつかの間。風が出ると同時に続々と選手が集まって来たため、狙うエリアが狭くなってくる。さらに風が強くなり選手がまばらになった瞬間、再度シューティングを行ない、またも一発で仕留めたが、またもネット寸前でフックオフ。ここで試合終了となった。無念のノーフィッシュだった。当日の表彰式のメモを見返していると、ヒントとなることがたくさんあった。少し間が空いてしまったが、それを見返している今、無性に入鹿池に行ってみたくなって来た。これが初めてのフィールドに行った時の価値である。これまでの経験や知識を総動員して、自分の得意な釣りでバスを追いかけるという本来のバスフィッシングの楽しみ方が出来る。そこにはセオリーがあるものの“ご当地ルアー”やリグが存在する。それを理解するためにはやはり経験が必須である。だからこそ、バスフィッシングを楽しんでいる人には、是非いろいろなフィールドに行ってほしい。新たな扉が開き、もっとバスフィッシングが楽しめることだろう。【今回使用したタックル】ロッド:バス用ベイトロッド 7フィート2インチ ヘビーアクションリール:ハイギアベイトリールライン:フロロカーボン16lbルアー:2ozクラス スプーン