それではと、駅の反対側(東口)から千葉東金道路・山田ICに向かう途中(駅から約800m)にある小川に向かった。春にタナゴが釣れたポイントは、先着者(4、5人グループ)がいたので、邪魔にならないように50m程離れた場所に入った。川の周りは人が入った踏み跡があり、「釣り切られて厳しいかな?」と思ったが、取り敢えず様子を見る。ここも少し流れがあり水草が揺れている。岸際の藻が生えている淀みを狙えば、グルテンでタナゴが釣れるような雰囲気だが、餌持ちのよい赤虫で反応を見ることにした。まずは瀬流しで広範囲を探る。水深に合わせゆっくりとシモっていき餌が底近くを這うイメージだ。中々アタリが出ない中、ベタ底の時竿先を叩く感触があり竿を上げてみた。ここでは初めてのジュズカケハゼが顔を見せてくれた。里川の釣りは、何が釣れてくるのか分からないところにも面白さがある。更に探ってゆくとモロコも来た。グルテンでもやってみたが小さいモロコばかりとなったところで納竿した。今回の釣りで感じた事は、小魚はいるがタナゴはそう多くはいない。身近な住宅地で釣りが出来るのは嬉しいが、タナゴがもっと増える環境になればとの思いで釣り場を後にした。