さあ、気を取り直し!「“ネイリ”のナブラよ来い!」とルアーを投げていると、隣のファミリーの竿が大きく曲がった。ルアーを投げながらアジの泳がせで竿を出していた。その竿にHITしたのだ。「なんだ、なんだ〜」。姿が見えるまでみんなでドキドキ。慎重に寄せてくる。見えて来たのはなんとヒラメ。最後の最後でバラさないように、竿を握る息子さんは真剣な眼差しだ。タモを用意するお父さんにも緊張が…。親子の連携プレーで無事ネットイン。息子さんが手にしたヒラメは良型。そして、ヒラメを釣ったのはなんと今回が初めてとか。皆で大いに盛り上がり、写真撮影が始まった。「やっぱり初めての魚って嬉し〜よね!」、「今夜はヒラメで宴会だね」。皆の笑顔が溢れた、これが今回での一番の思い出となった。この後、このポイントでは念願の“ネイリ”もHIT!見渡せば大自然の広がるフィールドに美しい夕焼け空が広がった。「また必ず一緒に釣りしましょう〜ね」と約束し、我々は四万十を後にした。この出逢いがまた私をここへ連れて来てくれる事だろう。