この卵型のものはなんぞや?!サニー商事さんのブースでは一際人だかりができている商品があった。用意された水槽にはフカセ仕掛けが投入されていた。一見普通の仕掛けに見えるがウキの上に何やら見慣れぬ卵型の何かが付いていた・・・。早速スタッフさんに声を掛けこの正体を探るべくお話を伺った。「よ~く見ていてくださいよ~」と実際に使い方を見せていただいた。ただオモリを付けて、仕掛けを投入するだけ!そして仕掛けを回収すると・・・驚きの光景が!「ね!簡単でしょ?」と。この商品は陸っぱり用で、なんと1発で水深が測れてしまうと言う画期的商品であった。その名は「ダイブサイン(DiveSign)」。構造は至ってシンプルなものであった。「ダイブサイン」はラインが弛めば動く、ラインを張れば止まると言う機能なので、巻いてラインを張れば「ダイブサイン」は固定され戻ってくるというもの。ウキの上に装着し投げ込めば、オモリが着底と同時に、ラインは緩みウキの浮力で「ダイブサイン」は持ち上げられ水面へ、そこでラインを巻けばラインは張り「ダイブサイン」は固定される、その「ダイブサイン」の固定された位置から下が水深と言うことになるのだ。「ダイブサイン」自体も電池や充電なども必要とせず至ってシンプルなものであった。装着も「ダイブサイン」のスリットに道糸を通し上下を回転させロックするのみ!あまりにも簡単、あまりのシンプルさに何故こんな便利な商品が今まで世の中になかったのだろう?と思ってしまうものであった。スタッフさんの「どうです?」と言う言葉に思わず「参りました~」と言う感じになってしまった(笑)私はこういう商品が大好きだ!テクノロジーではなく、この商品はまさしくアイデア。メーカーさんに、釣り人の気持ちを理解しようとする思いがなければ生まれることのない商品であろう。痒いとことに手が届く…とはこのことであろう。メーカーさんの思いやりを受けとった感じのする商品である。思わず「ありがとう」と言いたくなる。「ダイブサイン」はきっとあなたの釣行を快適なものにしてくれる事だろう。