マゼラーでしっかりエサを混ぜたら…撒き餌シャクを使ってスポットに撃ち込もう。この黒武者はカップの素材がカーボン製で非常に軽量にできている。同社内のMSTというブランドには「松山一投流」という和風のシャクがあるのだが、それが65cmで85g。対して、黒武者は65cmで40gと半分以下なのだ。松江「一日中撒いても、あるいは2泊3日の遠征で撒き続けても疲れないです。あと、カップサイズは少し小さめに作っています。なぜかというと、最近はエサを撒きすぎて魚の食い気のある時合いが一瞬で終わってしまうことがあるんですよ。なので、カップをあえて小さくすることで、細かく撒きながらアタリのある時間帯を伸ばすことができる…という理論に基づいています」このシャクなら甲子園球児のごとく何日でも投げ続けることもできそうだ。