例年、魚が溜まっている高さ20mくらいの堰堤下のプールで10cm位の小型を2匹追加したものの、3時を過ぎた頃から北風が強くなり、気温も8℃まで下がったので今年の初テンカラは終了とした。私の釣り方は通称「“捨てバリ”釣り」。具体的にはポイントを外して数回毛バリで水面を叩き(着水と打ち込みを3~5回繰り返す)、一呼吸待って、アタリが出るはずと予想したポイントの上流30~50cm上流に毛バリを打ち込む。そしてテンションを掛けずに流してアタリを待つ釣り方。しかし、今回は“捨てバリ”が機能せず、静かにフワッと1投で流した方がアタリが取れた。魚の活性が低い時は静かに流すことも重要だ。因みに、帰路は見分けの付きにくい杣道を約1時間ほど歩けば茅野地区のどこかに出るが、充分に注意して入渓して頂きたい。