続いて、新しくリニューアルされたタイラバロッドシリーズ、「シーウォーク」の4機種を紹介しよう。解説はフィールドスタッフの米田孔一さん。米田「従来のモデルはパワー別にラインナップしていたのですが、今回はコンセプトで分けています」「シーウォークタイラバ70AT」これが中核モデルになる。標準的なタイラバの巻きの釣りに適していて、全国どこへ行ってもこれ一本でなんとかなるという頼もしいモデル。アタリがあったらバットからベリーまで綺麗に曲がってくれるそうだ。「シーウォークタイラバ611D」重いタイラバを使用した水深100mを超えるゲームに対応するロッド。電動リールの使用を想定しているので、使いやすいリールシートやグリップ形状になっている。なお、70ATと611Dはいずれもよく曲がって粘るロッドなので、スパイラルガイドを採用。ブランクスへの干渉を防止し、安定したファイトができる。「シーウォークタイラバ72S」センシティブ(感度)とシャローを意味する、S。軽くて薄いブランクスを使用し、モデル中一番長いにも関わらず最軽量になっている。ただ、感度重視ではあるが、しっかり曲がり込んでくれるので、アタリを弾くこともない。通常のタイラバロッドは振動が起きないようティップがピタッと止まるが理想とされているが、このモデルはそこを逆手に取り、竿が微振動を起こす。そのリズムの変化でタイのチェイスを感じることも可能。「シーウォークタイラバ60F」ファストのF。他の3機種は乗せ調子だが、これは掛け調子になっている。カーボンソリッドティップなので先は柔らかく曲がり、ベリーからバットは張りを持たされているので、タイのアタリを感じたらバシっと掛けていける。タイラバだけでなくタイジグのようなただ巻きにも対応している。