「ケイマス、チャージャー、ベクサス、バスキャット、そして今年からスキーターが加わりました!」 マイケルさんに、現在SDGマリンが正規代理店を務めるバスボートのブランドを尋ねたら、こんな答が返ってきた。それにしても5ブランドとは! SDGマリンの勢いはますます加速している印象だ。ボートだけではなく、会場にはリチウムバッテリーやジャックプレートなど、様々なボート関連商品も所狭しと並んでいた。その中からマイケルさんが最初に指差したボートは、ケイマスCX19。「このパワーポールのラッピングが施されたケイマスCX19は、パワーポールのオフィシャル艇で、日本には一艇しかありません。今期は野村俊介さんがJBトップ50で使用する予定です」 長身の野村俊介さんが、このラッピングのボートに乗ったら、湖のどこにいても目立ちそうだ。次にマイケルさんは、青いバスボートのガンネルに手を置いた。「こちらのチャージャー203エリートは、まだ世界に一艇しかないモデルなんですよ」 日本に一艇の次は世界に一艇のボート。かつてチャンピオンで製造していた名作「203エリート」をベースに、最新型のエンジンやパワーポールなどにアジャストさせたチャージャーボートのニューモデルになる。キープキャスト展示を目指して組み上げてきたので、本当に唯一無二の存在といえるだろう。いつかはこんなバスボートのオーナーになりたい……と、夢見た人は少なくないはず。