地形やカバーの他にも、バスが集まってくるエリアはある。例えば「シェード」と呼ばれる影の部分は、バスが潜む確率が高い。特に晴れた日は多くのバスが日影に集まる。もう一つ有力なのは流れ込み。特に夏は、酸素の多い冷たい水を供給してくれるし、虫などの餌を上流から運んでくれるので、クーラーの効いたレストランのようなもの。バスにとっては天国のような場所だ。また、魚探がないとなかなか見つけられないけれど、水底の硬い「ハードボトム」と呼ばれる場所には小魚が寄りやすく、それを追うバスも集まる確率が高い。そのほかにも湧き水の豊富なエリアなど、バスの居場所はまだまだある。とりあえずバスがいそうな場所を見つけたら、その場所にマッチしたルアーを送り込んでいく。そうすれば、いつかきっとバスが釣れる。そう信じて釣りをしよう。