オフショアマガジン
2014.8.1号

八幡橋 鴨下丸・神奈川県磯子・八幡橋
東京湾に“照りゴチ”のシーズン到来!!

04_main.jpg
東京湾の夏の風物詩と言えばマゴチ釣り。夏を代表する超高級魚でもある。梅雨明け発表も間近い19日、横浜・磯子の八幡橋際『鴨下丸』に出掛けた。今にも降りだしそうな空模様の下、前半は不調だったが後半は大型連発、3連チャン、3人同時ヒットなどあって大盛況。57cm級の大型も上がり、今シーズンの好調振りを実感した。

産卵のため浅瀬に乗込んでくる

ここが横浜磯子八幡橋際・船宿『鴨下丸』
午前6時過ぎに『鴨下丸』に到着。店頭の賑わいの中、「駐車場に案内します。荷物を降ろして下さい」と言いながら鴨下擧店長がにこやかに迎えてくれた。
マゴチ担当の望月亮英船長は出船準備で忙しく立ち回っている。餌のサイマキ(小型クルマエビ)や小型のハゼをバケツに配り分け入れている。
釣り人は10人。マゴチに魅せられた人、初めての挑戦者などそれぞれ準備に余念がない。釣り場は、この時期、産卵のために乗込んで来る中ノ瀬と呼ばれる川崎・扇島沖から横浜・小柴沖の一帯になる。

『鴨下丸』の店内、奥が受け付け
本日の釣り物です
大きな「マゴチ」の魚拓が貼ってあった

鴨下擧店長が迎えてくれた
期待を胸に準備に余念がない
餌のサイマキ(小型クルマエビ)と小型ハゼ

初獲物は35cm級、しかし、これはリリース

船は掘割川の川岸から出船
船着き場を離れた船は、掘割川を下って東京湾に出て直ぐの本牧沖に到着。ここからスタートした。水深は7m。誰もアタリなし。すぐに川崎・扇島沖に移動、ここで左右のトモ(船尾)でアタリ。右舷の松永省二郎さんが35cm級、そして左舷の内山清さんも同サイズを釣り上げたが、二人共「大きくなってから釣れて来いよ」と言いながらリリース。

マゴチの餌になるほどハゼも大きくなって来た
「デカイ」が魚拓に、71cmがあった
掘割川を下るとすぐに釣り場

喰って来い!期待と不安が交差
こちら松永さんも「小振りだねー」とリリース
内山さん船中1号も、「ちょっと可愛い」からとリリース

富岡沖に移動、ここから爆発

様子を見ていた船長、川崎沖を諦めて船を富岡沖に移動させた。これが大正解!9時過ぎ、右舷ミヨシ(船首)の鈴木順一さんにアタリ、そして左舷ミヨシの澤嘉樹さんにもアタリ。しかし、2人とも合わせが早かったのか痛恨のバラシ。暫くして松永さんの竿にクンクンと喰い込みのシグナル。一呼吸待って大きく合わせると、竿が弧を描き船長の差し出すタモに納まったのは50cm超級の“本命”だった。 そして、10分もしない内にまたまた松永さんが大きく竿を煽った。グングン引き込む。すかさず船長がタモで掬い取った。これも55cm級。松永さんは釣ったマゴチの口元にマークを付けたピンを刺して生簀に放した(帰りまで活かしておくため。誰が釣ったのがわかるように口元に大きな安全ピンで印をする)。松永さんが生簀から席に戻って間もなく、またまた竿先がピクピク、持ち込むのを待って竿を立てた。イエローの軟らかい竿が弓なりになってリーリング。3連チャン、それも50cm超級ばかり。

皆に釣らせようと真剣な眼差しの望月亮英船長にはファンが多い
もう1本の竿も引き込みがこないかなぁ
オレ様・マゴチは器量は良くないが、釣り味も食味も最高だぞー

釣った魚に目印のピンを付けて生簀に入れる
見てください「連チャンです」
仕掛け図

右舷も左舷も爆釣に大忙し

松永さんを羨ましそうに見ていた2番目の玉井ゆきえさんが「来たー!」と叫びながら大きく竿を煽った。グイグイと竿先が持ち込まれる。体を左右に振りながら茶褐色のマゴチが姿を見せた。「デカイ!」。実測57cm!再び餌を付け直してタナ取りをして誘いをかけると直ぐさまクンクン。グイッーと竿先が引き込まれた。これも55cm級にニッコリ。左舷でもトモの内山さんが2匹目を取り込んでいる。「来てる!」と同時に2人が叫んだのは内山さんの隣とその隣。仲間3人で来たと言う橋本伸一郎さんと高橋岳朗さんが同時にリーリング。船長が1つのタモで一緒に掬い取った。その数分後、1人カヤの外だった胴の間(中央)の忍田栄一さんにもアタリが来た。無事取り込まれると、「フッー」と一息。

これは50cmはあるね、2匹めだよ!
連チャン、連チャン、55cm級だよ
「釣れましたー」とニッコリ

 私だってデッカイのを釣りました。57cmありました
まあまあサイズですよ
[動画]夏の定番!マゴチ釣り

終盤も喰い活発!

「食い逃げされたぁ」またバラシてしまいました
圧巻だったのはトモの松永さん。餌を何回か取られたが、終盤には6匹目をゲット。内山さんも3匹目を取り込んだ。澤さんも何回かのアタリで見事50cm級を取り込んだ。
高橋さんが「また、来たー!」と必死にリーリング。2匹目をタオルで押さえてニッコリ。右舷ミヨシから2番目の谷合章佳さんが、「やっと来ました」と竿を立てた。ミヨシの鈴木さんは、「バラシ続き、午後船にも乗らなきゃ」とリベンジを宣言していた。
午前船の結果は、船中18匹。オデコ(0匹)も出てしまったが、「今シーズン、魚影は濃いですよ。餌をキチンと付けてタナ取りさえしっかりしてくれれば釣れます。餌付けや釣り方は聞いて下さい」と望月亮英船長。 釣り味も食味も抜群なマゴチ!今シーズンは入門チャンス!!

餌付けはきちんと丁寧に。これが基本
三日月オモリは絡みにくいけど、投入は丁寧に
 「わぁーやった、2匹目だ」

先ほどはエイだったけど今度のゲストはタコでした
午前船の釣果です
望月船長に餌の付け方を教わる

ハゼは口から上アゴに
マゴチの活き〆、血抜きして持ち帰れば美味しく食べられます
大型2匹をゲット!「早く帰って旦那に食べさせたい」

(釣りビジョンAPC・倉形 金幸)

今回利用した釣り船
神奈川県磯子・八幡橋『八幡橋 鴨下丸』
〒045-751-3654
神奈川県横浜市磯子区原町8-31(定休日:毎週木曜日)
TEL:0467-86-5938
詳細情報(釣りビジョン)
鴨下丸ホームページ
出船データ
出船時間:午前船:午前7時00分 / 沖上がり:午前11時頃 乗船料金:6,000円(女性・中学生以下割引あり) サイマキ5尾付き、追加餌1尾100円、氷付
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。
プレミアムメンバー