釣りビジョン マガジン

2022年05月13日公開

熊本県・球磨川水系、川辺川・梶原川のヤマメ釣り

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春爛漫!渓流釣りの季節を迎え、熊本県球磨郡五木村を流れる球磨川水系・川辺川と、その支流である梶原川で今シーズンから始めたフライフィッシングにチャレンジ、初の本格的渓流釣行となった。

【この記事を書いたライター】米澤 徹

実践デビュー!胸躍らせる釣行

九州のほぼ中央を流れる球磨川、「日本三大急流」の一つとして知られ、その支流である川辺川は、15年連続で「日本一水質が良好な河川」として選ばれている美しい渓流である。また、釣り人の間では、良型ヤマメが釣れる川として名を馳せており、県内外から多くの渓流ファンが訪れる。

今回は、私のフライフィッシングの師匠である樗木さんからの声掛けで、川辺川支流の梶原川に出掛けた。公園や近場のハエ(ヤマベ・和名オイカワ)釣りで師匠からマンツーマンのレクチャーを受け、練習を重ねて来たが、梶原川はキャッチ&リリース区間でもあり、魚影の濃さには定評がある所。フライマンの仲間入りをさせて頂いた私には、この日が待ちに待った実践デビューとして胸躍らせる釣行となった。

前日から雨が降り続いていたが、釣り場近くで師匠と、遊漁船『まりや』の竹迫船長と合流してポイントへ向かった。『まりや』は、錦江湾でタイラバやボートシーバスで楽しませてくれる遊漁船だが、竹迫船長は樗木さんとの出会いでフライフィッシングに目覚め、『まりや』の常連だった私もそこで接点が出来、以前から興味のあったフライフィッシングの楽しさを教えて頂き、今回、同行させてもらう事になった。

梶原川のキャッチ&リリース区間を示す看板
梶原川のキャッチ&リリース区間を示す看板
マンツーマンでの指導
マンツーマンでの指導
師匠(右)と船長(左)
師匠(右)と船長(左)

ファーストキャストでいきなりヤマメ!

奥深い山々を越えたその先に、突如として開けた場所があり、そこに“五木の子守唄”で知られる五木村の道の駅『子守唄の里・五木』がある。そこで遊漁券(年券)を購入。そこから最初の釣り場である梶原川は近い。川辺川との分岐点から1km程上流が入渓ポイントだが、川沿いに並行して道が続いていて高低差もあまりないため、釣り場には入りやすい。ポイントを決め、いつも通りのマンツーマンでのレクチャーを受けながら、ファーストキャストでいきなりヤマメが出た!しかし、心の準備が間に合っておらず痛恨の空振り。

その後、少しずつ釣り上がって行ったが2匹目が中々出ない。程なくして雨が強くなってきたため、梶原川は諦め、一旦車に戻って休憩しながら様子を見ることにした。

令和4年の年間遊漁券
令和4年の年間遊漁券
梶原川
梶原川
指導を受けての釣り
指導を受けての釣り
 

眩しいくらい美しい“本流ヤマメ”

その後、川辺川本流の下流域に移動、雨が弱くなったタイミングで初のウエットフライに挑戦させて貰った。すると、いきなり竹迫船長に良型ヤマメがヒット!その銀毛化したボディーは眩しいくらい美しく、体高のせり上がったフォルムにたくましさを感じた。「これが“本流ヤマメ”か…」。しかし、その後、いくつかのポイントを巡ったものの私のフライには反応はなかった。間もなく、再び雨が強くなって来たため、この日の釣りは終了となった。

結局、ファーストヒットでバラしたヤマメが唯一の“収穫”に終わってしまったが、次回こそは「自分も絶対に本流ヤマメを…」と、心に誓って帰路についた。

初めてのウェットフライ
初めてのウェットフライ

駐車場所などには十分に注意

梶原川、川辺川は、共に道路がほぼ平行に通っており、ヤマメが潜んでいそうな場所の全てがポイントになる。それだけに車を停めやすい場所などでは、釣り人が多い日は入渓が“順番待ち”になる程の人気が高い川である。そのため、駐車場所などには十分に注意して頂きたい。

施設等情報

■梶原川
〒868-0200 熊本県五木村
■川辺川本流
〒868-8501 熊本県球磨郡相良村深水(相良村役場近く)

施設等関連情報

車:九州縦貫自動車道・人吉ICで降り、フルーティーロードを経由、五木村方面へ。国道445線を川辺川沿いに上流に向かって進み、『道の駅 子守唄の里 五木』を目指して、その先にある竹の川地区で右折し、梶原川へ
※遊漁規則:人吉市内のスタンドやコンビニで必ず遊漁券を購入。遊漁期間を厳守
※日釣り券:2,000円、年券:8,000円
     
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。​

この記事を書いたライター

米澤 徹
主に鹿児島の錦江湾魚中心に、サーフやジギング、淡水の渓流やタナゴに至るまで、九州中のあらゆる釣りに挑戦中。離島への遠征も。
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