釣りビジョン マガジン

2022年06月29日公開

長野県・茅野市、増水の上川本流で良型アマゴを狙う!

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長野県は6月6日に梅雨入りを迎えた。地元の河川はこの雨による増水で、魚の活性が一気に上がる。釣り人にとっては待ち焦がれたシーズンの到来である。今回は、良型アマゴをターゲットに茅野市を流れる上川に出掛けた。

八ヶ岳を源に諏訪湖に注ぐ上川

『諏訪東部漁協』が管轄する上川は、八ヶ岳連峰の冷山を源に諏訪盆地に流れ、諏訪湖の南岸に流入する。この川は諏訪湖から遡上するアマゴ、通称「諏訪マス」が有名だが、梅雨の時期からは、居着きの良型本流アマゴが姿を見せ始める。6月5日には成魚放流も行なわれ、県内外から釣り人が訪れる人気の川である。今回は、放流量の多い『諏訪東部漁協』前の流れをポイントに選んだ。

諏訪東部漁協、周辺には駐車スペースがある
諏訪東部漁協、周辺には駐車スペースがある
諏訪東部漁協前の流れ(上流側)
諏訪東部漁協前の流れ(上流側)
諏訪東部漁協前の流れ(下流側)
諏訪東部漁協前の流れ(下流側)

いきなり大型ニジマスがヒット!

まずは瀬からの流れ込みを狙う。仕掛けは9mの本流竿に、ラインはスーパーエクセル0.6号を通しで準備。ハリはアマゴ半スレの7号。餌はミミズだ。増水した流れに期待しながら仕掛けを投入する。最初に狙うのは流心脇の緩い流れだ。餌を投じると、1投目からアタリが来た。物凄い引きで暴れる魚は、何と50cmオーバーのニジマスだ。想定外の大きさの魚に戸惑ったが、何とかタモ入れに成功した。“本命”ではないが、パワフルな魚とのやり取りを終えて、「それでは写真撮影だ」と勢いよくタモを持ち上げた。その瞬間、バキッという音とともにタモが折れ、魚は流れの中に消えていった。

折れてしまった自作のタモ。何とも悔しい
折れてしまった自作のタモ。何とも悔しい
当日のタックル
当日のタックル
 

最後は良型アマゴで締めくくり

大型の魚を逃がしてしまった悔しさと、大切にしていた自作のタモが折れてしまったショックで暫くの間、私は放心状態。しかし、気持ちを切り替えて、再びアマゴを狙うことに。

少し下流に下り、“開き”にポイントを移した。ここは沈み石があり、その周りにアマゴが着いているポイントで、過去に大物の実績がある場所である。太目のミミズを流すこと数投。待望のアタリが来た。増水する川の中でハリに掛かった魚がローリングする。無事にタモに入ったのは25cmのアマゴだった。その後、同じポイントでもう1匹追加し、さらに下流へ移動した。

次のポイントは“チャラ瀬”で浅いため、オモリを軽くして、餌を水中で漂わせるイメージでゆっくり流していく。根掛かりに注意しながら慎重に流していくと、目印がスッと止まった。即座に合わせると、ハリに掛かった魚は強烈なローリングを始めた。しっかり竿を絞りやり取りを行なう。タモ入れした魚は、先ほどよりも大きな27cmのアマゴだった。

この日は、自作のタモが折れるなど色々とトラブルがあった。しかし、最後は何とか満足のいく良型アマゴで締めくくることが出来た。

立て続けに釣れたアマゴ2匹
立て続けに釣れたアマゴ2匹
最後は27cmのアマゴで締めくくり
最後は27cmのアマゴで締めくくり

時には、40cmに迫る大型も…

上川のアマゴはこれからが大物のシーズンである。時には40cmに迫る良型が竿を絞ってくれることもあるので、信頼のおけるタックルで釣りに臨みたい。増水時はよい釣りが期待出来るが、反面、危険も伴うこともあるので、安全第一を心掛けよう。「タモを直さねば…」。

施設等情報

諏訪東部漁業協同組合
〒391-0013 長野県茅野市宮川3939-4
TEL:0266-73-5060 諏訪東部漁業協同組合ホームページ

施設等関連情報

車:諏訪ICを降りたら右折し直進。中河原北の交差点を右折し、ニューアサヒ茅野店の駐車場を通り、諏訪東部漁業協同組合へ。周辺に駐車スペースあり
     
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。​

この記事を書いたライター

池田 久敏
長野県在住。本流の餌釣りをメインに渓流シーズン中の釣行数は100日を超える。オフシーズンには長野県犀川のキャッチ&リリース区間で大型ニジマスを追い、ワカサギやフナ釣りも行う。釣りが大好きで、自宅は川から車で5分の場所に建て、庭には餌箱やタモなどを作製するための工房を設置。今後はミミズ養殖システムの構築を計画しているが、家族からは「気持ち悪いからやめて」と反対されている。
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