釣りビジョン

高知県・土佐清水から安田町、西から東へずずい~っとランガン!

2023年01月16日公開

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高知県は東西に長~い県である。その距離189.7km。北側には四国山脈、南側には太平洋。年間の日照時間が日本一長い事でも知られ、その上なんと年間平均気温は17℃。さすが「南国土佐」と言われるだけの事はある。温暖な気候と自然豊かで変化に富んだ風土の高知県を西から東へずずい~っと釣り歩きの旅へ出発だ!

【この記事を書いたライター】SHOHEY

四万十川河口から土佐清水。待つはアオリイカ!

四万十川にかかる赤鉄橋を渡り、ジョン万次郎や四国最南端の足摺岬でも知られる土佐清水へと車を走らせた。今朝は「南国詐欺」とでも言いたくなるような寒い朝を迎えた。土佐清水に向かう車内から見える畑には一面に霜が降りている。温度計をみれば0℃。寒さを嫌うアオリイカ…。不安である。
まずは朝マヅメを狙い、海釣り師匠に教えて貰ったポイントをチェック。土佐清水にも実に多くのポイントが点在する。しかし、兎に角釣り人が少ない!なので、どこがポイントなのか?どこに駐車すればよいのかさえとても難しい。今回私達は海釣り師匠の情報を元に動けたので、有難いことにスムーズに移動が出来ている。
河口脇の磯場周辺からスタート。地元のおじちゃんがのんびりグレ釣りを楽しんでいた。「イカ釣りかい?」と声をかけてくれた。高知県はどこに釣りに行っても本当に皆フレンドリーで声をかけてくれる事が多い。とても人が温かい。他県から遊びに来ている私達にとってとても嬉しい瞬間である。おじちゃんとの会話を暫し楽しみ、いざイカ釣りに!師匠も言っていたが、最近海水温も下がってアオリイカ釣りには難しい時期になって来た。いつもの事だが、気負わず気長にやろう!(笑)こんな大自然の中で釣りが出来るだけでも、楽しい一日を過ごすことが出来る。

朝イチからアオリイカ狙い。粘った末ついに
最初は3.5gのエギでなるべく深場を丁寧に攻める。師匠も言っていた。「ボトムを丁寧に狙うことが大事だ」と。兎に角アオリイカに違和感を与えないように沈下姿勢を保つことだ。このポイントは磯が、沖には消波ブロックや珊瑚が多数入っていて、根掛かりにも気をつけなければならない。「でも、根掛かりをあまり気にするとちゃんとボトム取れなかったりするんだよな~」。まあ~気をつける事は沢山ある。エギのカラーを色々変えながらランガンを続ける。ん~しかし、イカの姿なし…。
おじちゃんはコンスタントにグレを掛けて楽しんでいる。「お!イシダイも釣れているぞ、うらやまし~」(笑)。3時間ひたすらランガンを続け、手の感覚がなくなる。さ、寒い…。「一旦休憩じゃ!」って事で、お気に入りのうどん屋さんへ!久し振りに食べたこの店のうどんは懐かしく、優しい味で冷えた体を一気に温めてくれた。

四万十川にかかる赤鉄橋。落ちアユのポイントでも有名
四万十川にかかる赤鉄橋。落ちアユのポイントでも有名
よい雰囲気の磯ポイント
よい雰囲気の磯ポイント
久しぶりの“田吾作うどん”には癒される
久しぶりの“田吾作うどん”には癒される
昔から変わらぬ手作りのどんぶり
昔から変わらぬ手作りのどんぶり

「凄いぞ!土佐清水~」

さあ、気を取り直しランガンへ!どれだけのエギチェンジをしただろう。どれだけグレ釣りにチェンジしたいと思った事だろう。(笑)
しかし、ここ土佐清水は裏切らず!さすが毎週イカ釣りに通う師匠のポイント、夕マヅメに出ました!「凄いぞ!土佐清水~」。ピンクや赤系のエギがよかった。日の暮れる瞬間で潮が動く時間が狙い目だ。今回の釣りの肝は大きめのエギでアピールしてイカを寄せ、小さめのエギで釣り上げる。これだ!ここ土佐清水ではこの頃カマスも大爆釣!よい日に当たれば、「もういい」ってくらいの入れ喰いになるとの事だ。
アジもブリも釣れている。なんというポテンシャル!正に土佐清水は遠征する価値のある場所だ。よい思いをする為に少し苦労する位が、達成感があってよい。あと1歩!いやいやあと2歩、3歩足を伸ばして、是非訪れてほしい。

土佐清水の海は透明度が高く、珊瑚がたくさん海底に見える
土佐清水の海は透明度が高く、珊瑚がたくさん海底に見える
ランガンしやすいポイントが点在する
ランガンしやすいポイントが点在する
土佐清水は裏切らず!
土佐清水は裏切らず!
渋い中でもタイミングを見逃さず粘ってきたアオリイカ
渋い中でもタイミングを見逃さず粘ってきたアオリイカ
 

東の町、安田町へドーンと移動じゃ~!

土佐清水から安田町は実に3時間半の道のり。高知県は広いな~。しかし、ちょっと来なかった内に“高速”は伸び、昔よりずっと近くなった感じがした。初めて高知を訪れた時には“高速”はなく、確かこの倍の時間がかかった記憶がある。
さてさて東へ~東へ~ひたすら車を走らせる。高知市内を抜けると海沿いの道が続く。この景色一見の価値あり!海はひろ~い、地球はまる~いと身をもって感じることが出来る景色が広がるのである。
この日は前日の寒さが嘘のようなポカポカ天気。「南国土佐」復活!しかも東へ進めば進む程暖かさが増す。いいね~、釣り日和である。東部の町へは毎年アユ釣りに訪れるので、アユ釣り友達が多くいる。この日は友人に訪問を伝えずサプライズ訪問である。釣りの情報も友人に聞こうと思い、何の情報も持たずにやって来てしまった。まずはいつもの“道の駅”でひと休み。
早速友人に連絡して情報調達だ。さすが釣り好き、色々と情報を教えて貰いポイントへと向かった。そこには道に迷わないかと心配して友人がサプライズ返しで待っていてくれた。3年振りの再会!嬉しくてついつい話し込んでしまった。
ここはいつもアユ釣りで訪れる川の河口だ、私達が話し込んでいるとワームをセットした釣り人登場。河口に向かってワームを投げ始める。すると間もなく良型の魚がHIT!「こんなところに…」といった水溜まりのような場所だ。何が釣れたのかと聞くと、なんとクロダイ。どうやら河口付近にはまだ落ちアユが残っていて、それを捕食しにクロダイが溜まっているのだと言う。ほほ~、これは中々関東では出来る釣りではないな~。面白い釣りを見ることが出来た。

友人の釣り具店へ寄り道してジグ購入
友人の釣り具店へ寄り道してジグ購入
アユ釣りを初めてした川
アユ釣りを初めてした川
お弁当の美味しい“道の駅”
お弁当の美味しい“道の駅”
久々に会う友人のサプライズ登場!
久々に会う友人のサプライズ登場!
クロダイの出たポイント
クロダイの出たポイント

型は小さいものもワームにアカハタが

早速私達もルアーとワームを用意して出動だ。この辺りは最近、“青物”の回遊もある様で私達が訪れる前日にはブリも釣れたとの事。そして大型のシーバスも釣れるそうだ。地元の友人はサラシに狙いを定めてルアーを投げる。私はワームで遊んでみる事にした。ワームは投げる度にガジガジと齧られた跡が…。どうやらこの辺りはフグも多いらしく、恐らくフグの仕業だろう。ワームをチェンジして投げていると「ん?根掛かりか?」。引っ掛かったような手応え…。グッと竿を煽ると生命反応が。「ブルブルきたー」。友人達はフグだろう~と期待していなかったが、見えてきたのは赤い魚体。おお~フグじゃないぞ~!ど~だ!とドヤ顔でしてやったり。釣れて来たのはアカハタ。型は小さかったが、私にとっては初めてのアカハタだった。これはうれし~1匹となった。
この後ワームにはカサゴもHIT!この日は残念ながら“青物”の回遊は見られず、ルアーはノーフィッシュで終了となった。しかし、2022年最後の日に大好きな友人達とのんびり一緒に竿を出せたことが、何よりも楽しかった。

河口のサラシでシーバスを狙う!
河口のサラシでシーバスを狙う!
初めて釣ったアカハタ!
初めて釣ったアカハタ!
チビカサゴも
チビカサゴも
地元の友人はこのポイントでイシダイを!さすがです!
地元の友人はこのポイントでイシダイを!さすがです!

2023年!新しき年も魚と友と楽しいフィッシングライフ!

雨の日も凍える様な雪の日も、灼熱の太陽の日も…海に川に大いに釣りを楽しんだ1年となった。そして2022年の最後の時間は、久しぶりに会う気の合う釣り仲間との釣り談義で盛り上がり、そして、新しき年を迎えた。
2023年!どんなドラマが待っているだろうか?釣れる日も釣れない日も大いに喜び、悔しがり、釣りを楽しんで行きたいものだ。皆様も2023年!素晴らしきフィッシングライフを!

年越しは釣り仲間と牡蠣で一杯!
年越しは釣り仲間と牡蠣で一杯!
友人の釣ったアジは姿寿司で~絶品!
友人の釣ったアジは姿寿司で~絶品!
土佐の海は赤く輝いた。2023年も楽しい釣り時間を!
土佐の海は赤く輝いた。2023年も楽しい釣り時間を!

施設等情報

つりぐの岡林 土佐道路店
〒780-8066高知県高知市朝倉己155-5
TEL:088-844-2200 つりぐの岡林 土佐道路店ホームページ

施設等関連情報

・土佐清水市 下ノ加江(四万十市より約30分)・松崎海岸(四万十市より約45分)
四万十市よりR321→R343
・安田町・奈半利町(高知市より約1時間15分)
高知東部自動車道芸西西IC→R55室戸方面へ
     
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

SHOHEY
鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。
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