釣りビジョン

ストリームローグ135でタフ下の大型シーバスを捻り出せ!

2023年01月20日公開

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ハイプレッシャーやタフ化した状況で威力を発揮する究極の喰わせ系ミノーが登場! 既出の大型シーバス必釣モデルであるストリームローグのダウンサイジングであるストリームローグ135がそれだ。ただし、ただのダウンサイジングモデルにあらず! オリジナルである150との違いを開発者である中野大輔氏が解説する。(執筆:宮崎紀幸)

喰わせに特化したローグの135mmモデルが登場!

活性のあるところでブリブリと泳ぎ、デカいシーバスを寄せて喰わせるリップレスのビッグミノーとしてストリームデーモンがある。それでは喰わない様なスレたシーバスを獲るべく生まれたのが、オリジナルのストリームローグ(150mm)だ。ただ、それでも喰わないハイプレッシャーや、よりタフな状況もある。そこで投入したいのが新作のストリームローグ135になる。
「当初、オリジナルのストリームローグを作った際には、135をラインナップする予定はありませんでした。でも、ここ最近、感じていたのが、よりタフ化した場合にどうするか?という問題。満月の夜、渇水、クリアウォーター……川であればデカいシーバスが上ずらない状況がありますよね。ストリームローグ135は、そんな状況下でランカーを釣るためのルアーです」
ストリームシリーズをプロデュースする中野大輔さんは、そう語った。

レンジの入った場所で見せて喰わせるためのダウンサイジング

まず、オリジナルとの違いは、そのサイズだ。150mm(オリジナル)に対して、新作は135mm。ダウンサイジングの理由は、レンジ設定の違いにあるという。
「オリジナルの潜行レンジが水面下70cmなのに対して、135ではその下の水面下90cmまで潜る設定です。レンジが入るということは、より魚にルアーを見せることなる。しかも動きは喰わせのローアピール。タフな魚に対して、ゆっくりと見せてもためらわずに口を使わせるサイズとして、135mmにダウンサイジングしたわけです」

 

デカいサイズを釣るなら、使うのは渋くてヤバい時!

ストリームローグ135の出しどころは、状況として厳しい時が正解。高活性時や通常時でももちろん釣れるが、その場合、釣れるサイズが選べないという。
「平時に使うと、40cmクラスとか、狙っていないサイズのシーバスも釣れてしまう。釣れている時にはサイズが選べないんです」
あくまでも中野さんが相手にするのはランカーサイズ。だからこそ活性のある場合は、釣果サイズが選べないストリームローグ135ではなく、より強いアクションとルアーサイズで釣れるサイズを選べるストリームデーモンの出番……というのが正解なのだ。

個人的にはいち早くストリームローグ135を投入したい(笑)

ハイプレッシャー&タフ下でランカーを捻り出すためのキリフダとして、ストリームローグ135が生み出された……ことは理解した。ただ、へなちょこアングラーである筆者(ライター)は、サイズ問わずで、とにかく早めに1匹を釣りあげたい。特化した喰わせの力に頼りたい。だからきっと、ストリームローグ135の投入はかなり早いと思う(志し、低っ!)。中野さん、本来の使い方じゃなくてごめんなさい(笑)。あぁ、発売が待ち遠しいなぁ!

施設等情報

株式会社エバーグリーンインターナショナル
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釣りフェスティバル2023
■会期
2023年1月20日(金) 10:00~18:00
2023年1月21日(土) 9:00〜17:00
2023年1月22日(日) 9:00〜17:00
■会場
パシフィコ横浜 展示ホール
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
     
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この記事を書いたライター

宮崎 紀幸
東京は多摩川のほとりに住まうフリーランスライター。
地元・多摩川での釣り&野外活動を楽しみつつ、自身でもトラウトやシーバスなどのルアーフィッシングを嗜む。冬はカワハギ釣りにも熱くなる!
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