【ノット解説】　パロマーノットの結び方

「パロマーノット」とは？

「パロマーノット」とは、これまでに紹介した「クリンチノット」や「ユニノット」と同様、基本的な結び方の一つ。比較的簡単であり、しっかり上手く結ぶことが出来れば「クリンチノット」や「ユニノット」より強力な結束強度を出すことも可能と言われている。ただ、「パロマーノット」はラインを2本束ねた状態で結んでいくやり方なので、少しコツが必要。しかし、数回練習すればきっと綺麗な結び目で強力なノットが出来るようになるはず。早速実践してみよう！

結び方を分かりやすく解説！

今回も細かな部分を分かり易くするために、カラビナと紐を用いて解説。

（1）ルアーやスナップ等、結びたい金具を用意。ラインを10cmほど折り返し2本束ねた状態（ダブルライン）にする

（5）ダブルラインを金具にくぐらせたら、本線側を矢印の方向引っ張り、ゆっくりと締め込んでいく。 ※締め込む際に起こる摩擦熱でラインを弱らせないために、結び目を水や唾液で軽く湿らせてから行うとよい

（6）金具付近まで結び目を移動させて、道糸と余り糸をしっかりと引っ張る。十分に締め込みが出来れば、余分なラインを適度に残して（例えば5mmほど）カット。誤って本線を切らないように！

上手に結べれば最高クラスの強度を誇る「パロマーノット」！

如何だっただろうか。今回紹介した「パロマーノット」、上手に結ぶことが出来ればほぼ100%に近い結束強度を誇るとも言われる程優れたノットである。またPEラインの直結にも対応可能だ。ブラックバスやシーバス、ライトゲームから“青物”まで、幅広い釣りに応用が利くため、覚えておいて損はない。
そしてどのノットにも通ずることだが、しっかりと完璧に結べるようになるまで練習する事を勧めたい。締め込みが上手く出来ておらず、金具がすっぽ抜けたりしたら最悪…「逃がした魚は大きい」になり兼ねない。

“釣りビジョンVOD”では、今回紹介した「パロマーノット」だけでなく、様々なノットを解説している「The Knot」という動画を視聴出来る。「画像だけではどうしても分かり辛い…」という方は、動画を見ながらノットの練習をして頂きたい。

「The Knot　並木敏成～パロマーノット～ chapter 1」は『釣りビジョンVOD』で配信中

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■「The Knot　田辺哲男～パロマーノット～ chapter 1」は『釣りビジョンVOD』で配信中

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是非、記事と併せて番組もお楽しみください。

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