釣りビジョン

ランクルで踏んでも大丈夫!?  世界初のカーボンコンポジットルアーとは?

2023年03月17日公開

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千葉県茂原市にあるスタジオコンポジットというメーカーをご存知だろうか? バス釣り用のカーボンハンドルでは非常に人気があり、近年はロッド、フック、フィッシュグリップなど、カーボン加工技術を活かした商品をリリースしている。なんと、今度はジャイアントベイトをカーボンで作った!(執筆:望月俊典)

アカメもバスも釣れる、カーボンコンポジットルアーの他ならぬ特殊能力

プラグの長い歴史を振り返るとその素材は木から始まり、発泡樹脂、ABS樹脂、革……と、思い出せるのはこれくらいだ。ところが、このたび世界初とされるカーボンコンポジット製ジャイアントベイトが日本で誕生した。スタジオコンポジットのヴォルタ375(VOLTA375)である。

しかし、なぜカーボンなのだろうか? 営業部の小倉慎太郎さんにお話を聞いた。

小倉「これは中にガラスバブルの素材、つまり樹脂の一種ですね、それを使っていて、その上にカーボンを貼っています。利点は壊れないこと。ジャイアントベイトだと着水の衝撃で壊れちゃうことがよくあるんですね。それを改善しようというのもカーボンで作った理由のひとつです」

スタジオコンポジットの公式動画で、アスファルトに置いたVOLTA375をランドクルーザーで踏みつけたり、キャストして岩に激突させたりしていたが…塗装が少し剥がれただけで、浸水なし、アクションも変わらず…という頑丈さを見せていた。これを壊すのは至難の業だろう。…他にはどんな特徴があるのだろうか?

小倉「ジャークすると左右によく飛びますね。普通にただ巻きでも使えるのですが、横に距離を出すダートが特徴です。テールはPVC(ポリ塩化ビニール)製で、ちょっと硬いです。ある程度硬さがないとスライドにキレが出なかったりするので、テールには硬い素材を使っています。あと、他のルアーとは音も違いますね。水の中だとカコーンという、詰まったような重く響くサウンドが出ます」

バスだけでなくアカメでもよくテストされていたそうで、かなり実績はあるそうだ。アカメや海外怪魚などのハードな使い方だと、ボディが割れて浸水するリスクも大きい。そういった一歩も引けない場面において、「壊れない」という個性は大きなアドバンテージになってくれるだろう。

RATMAN(ラットマン)(スタジオコンポジット)。SPEC:全長=160mm。重量=約3oz。カラー=全3色。税込価格=14,300円。(発売中) URL=<a href='http://studiocomposite.jp/custombait/RAT MAN/' style='color:#3badbb;' target='_blank'>http://studiocomposite.jp/custombait/RAT MAN/</a> 厳密にはこれが最初のカーボンコンポジットルアー(2022年6月発売)。ナイトゲームで護岸にぶつけても壊れることもなく、水面で奏でる独特のサウンドでビッグバスを誘い出す
RATMAN(ラットマン)(スタジオコンポジット)。SPEC:全長=160mm。重量=約3oz。カラー=全3色。税込価格=14,300円。(発売中) URL=http://studiocomposite.jp/custombait/RAT MAN/ 厳密にはこれが最初のカーボンコンポジットルアー(2022年6月発売)。ナイトゲームで護岸にぶつけても壊れることもなく、水面で奏でる独特のサウンドでビッグバスを誘い出す
 

施設等情報

株式会社スタジオコンポジット
TEL:0475-47-4290 株式会社スタジオコンポジット公式サイト

施設等関連情報

ザ・キープキャスト2023(終了しました)
■会期
2023年3月11日(土) 9:00~17:00
2023年3月12日(日) 9:00~17:00
■会場
ボートメッセなごや 第3展示館
愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2
     
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この記事を書いたライター

望月 俊典
千葉県九十九里町生まれ。雑誌『Rod and Reel』副編集長を経て、フリーランスの編集/ライターとなる。海外の秘境釣行も大好きで、『世界の怪魚釣りマガジン』の立ち上げ&制作を手掛けた。現在は、琵琶湖事務所で仕事や釣りにいそしむ。著作は『バスルアー図鑑』(つり人社)。ちなみに、学生時代に、ネッシー(といわれているであろう現象)を目撃&撮影したことがある。
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