ハゼットは、5フィート~6フィート台のライトソルトタックルがあれば、大体使える。特に渡邉さんが気に入っているのはアジングのジグ単用タックルだ。「自分が使っているのがアジング用タックルなんですね。ラインはPEの0.15号で、リーダーはフロロの3ポンドです。ややライトすぎるんですけど、めちゃめちゃ面白いですね」。使うジグヘッドは2~3g、ワームも2インチ前後なので、アジングに使ったジグ単タックルをそのまま流用できるというわけ。もちろん、アシストフックは必須だ。では、釣り方のコツは?「やっぱりボトムに付けるのが鉄則ですね。ボトムを感じながらズル引きするとか。シェイクを付け加えてもいいです。アタリがあっても巻き続ければ、自然とカウンターでフッキングします。アジングみたいな掛けていく釣りは基本的にやらないです。むこう合わせですね」。最後に「ハゼット」のネーミングについて質問してみた。「ハゼングというのも考えたんですけど、あまり気に入ってなかったんですね。そこで、芸人の原西さんいますよね? 彼のYouTubeチャンネル『原西フィッシング倶楽部』で、僕がジグ単で釣るハゼ釣りを紹介したことがあるんです。その時、この釣りのネーミングを原西さんに頼んだら、ハゼットという名前を考えてくれました! ハゼとジグヘッドでハゼット。さすがですよね! 自分では思いつかなかったです」。