さて、初心者に50アップを釣ってもらうことに見事成功したこの哀れな語り部。趣向を変えて、残り時間は最も技術が必要とされない釣り方で再び50アップを目指してもらおうと思う。望月「ディープホールという琵琶湖に開いたバカでかい四角い穴があるんですが、そのエッジラインをドラッギングします」青砥「ドラッギング…?」望月「ビワマス釣りでやったトローリングと同じです。青砥さんはロッドを持ってるだけでいいので、アタったら合わせてください」青砥さんはまだベイトタックルを扱ったことがないので、とりあえず、語り部がキャストし、ロッドを持っててもらった。流すのはディープホールのエッジライン。ほぼ正方形なので、流すのも楽だろう。…と、思ったのだが、ディープホールが人気ポイントだということをすっかり忘れていたこの哀れな語り部。エッジにはポツポツだがボートが浮いていて、思ったように流すことができず。さらに、抜けて浮遊しているウィードがたまにフックに引っ掛かるのだが、それに気づいてもらうのはさすがに荷が重い。結局、ドラッギングではなんのアタリもなく、終了した。青砥「でも、琵琶湖はホンマに最高ですね。僕もボートが欲しくなりました。本当に滋賀に引っ越してよかったです!」