『たなきち』で教わった、土手を挟んで反対側の手賀川の水門周りでタナゴの様子を探ってみた。ここでは1.2mの振り出し竿に道糸0.2号のナイロン。ハリは極タナゴ1本のタナゴ仕掛け。餌はタナゴグルテン。始めはいつも通りグルテンを多めに付けて、魚を集めることに専念する。すぐさまアタリがあり、餌のグルテンが無くなっている。これを暫く繰り返していると魚が寄ってくる。そしてグルテンをハリ先に小さく丸め込み、ウキのアタリに集中する。かすかなアタリに合わせると産卵管が出ているメスのオカメが釣れて来た。しかし、ここでもクチボソの猛攻だ!タナゴ1匹を釣り上げる間にクチボソが5匹ぐらい掛かってくる。根気よく場所やタナの深さを変えて対応する。そんな中、美しい魚体のカネヒラ(5cm級)が釣れてくれた。釣り始めは誰もいなかった場所だったが、暫くすると釣り人が来て挨拶してくれた。「こちらで釣らせて貰ってよろしいですか?」。当方も「どうぞ、どうぞ、お好きな所で釣ってください」と返しながら、「手賀沼のタナゴ釣り師は礼儀正しい人が多いな!」と、気持ち良く釣りが楽しめた一日に感謝しながら釣り場を後にした。※千葉県からのお知らせ ■手賀沼で釣りをする皆さまへ(放射性物質関係)・採捕したものは、できるだけその場で放してください。・持ち帰る場合は、販売や食用としないでください。・他の河川等に放流しないでください。