この釣りで使用するルアーの数は少ない。大事なのはアングラーからの視認性。それゆえ白系やピンク系ワームの使用頻度が高い。そして使用するワームのタイプもおよそ2タイプのみ。「ワームはシャッドテールとグラブ系ですね。狭い穴の奥に入れないと喰ってこない時はスリムなシャッドテール。活性が高く岩の際に落とすだけで喰ってくるよう時は、よりハイアピールなグラブ系ですね。サイズは2~3インチ。浅いゴロタ場の場合、ジグヘッドは3g前後が使いやすいと思います」とチョーシさん。この日は、たったひとつのワームとジグヘッドだけで20匹以上のカサゴを釣りあげた。つまり、ルアーローテーションはほぼ必要ない。ただしラインを岩に擦るため、ラインチェックとジグヘッドの結び直しは必須だ。