暫くして、コマセが効いてくると海面が賑やかに。そして危険な奴、アイゴが登場。背ビレ、腹ビレに毒があり刺されると大変なことに。要注意の魚だが、強烈な引きで糸鳴りさせてくれる。コマセの中心に小魚、その少し先にゴマサバの25cm前後。コマセの投入点からの距離で魚種が変わるのがハッキリわかる状況になった。この日は、他に小さなメジナ、ネンブツダイ、アナハゼなど、計14種類の魚に出会えた。日没直前にはハリス1.2号に変えたが、突っ込まれてラインブレイク、大型のメジナだったかも知れない。城ヶ島「四畳半」は、手軽な釣り場だが、1kgオーバーの魚もいるポイント。マヅメ時には太めの仕掛けと玉網の準備を。今回は顔を見られなかったが、シマアジ、アジ、クロダイ、カサゴ、イナダ、ショゴ(カンパチの幼魚)も潮次第では釣れて来る。秋の延べ竿での磯釣りは、簡単で誰にでも色々な魚に出会える楽しい釣りだ。ただ、ここのような本格的な磯場では磯靴、救命着などの装備と海の状況を観察しての安全確保は絶対に忘れてはならない。