投げ用を再投入して、様子を見ていると当たった。巻き上げると、マガレイの幼魚と小型ハゼのダブル。「嬉しい」。やっぱり居た。小型だったが頑張った甲斐があった。15~20m投げた所でアタリが有ったのでそのポイントに再投入。数匹の小型ハゼを釣る事が出来た。更に海タナゴも活性が高い。正午を過ぎると気温が下がって来た。東北独特の現象だ。護岸沿いを狙っているとビッグファイト。ハゼ仕掛けなので無理は出来ない。強い引き。無事上げたのは25cm級のアイナメ。「切れなくて良かった」とリリース。更に30cmクラスもヒット。正に至福の時。「ずっと釣りしていたいな…」と思っていたが対岸に虹が出た。当地では“しぐれ虹”というが、太陽が出ながら数分後に吹雪。流石に撤収と思ったが、投げ竿にアタリ。手応えもある。「やった!」。16.5cmのハゼ。ここで納竿としたが、感動したのは沢山の魚たち。種類が豊富過ぎる。自然の中で産卵、この湾内で育って外洋に出て行くのだろう。時期にはソイ類も期待出来、マゴチの可能性もある。ヒラメも陸から狙える様だ。しかし、ハゼの謎は残ったまま。「2年魚なのか?はたまた産卵するのは1年半後で巨大化するのか…」。春先に再び“東北ハゼ”にチャレンジしてみるつもりだ。