東京のルアーメーカーというイメージが強いブルーブルーだが、横浜の釣りフェスティバルには出展せずに、野望は高く全国制覇? フィッシングショー大阪へと乗り込んできた。さて、今年イチオシの新製品は?村岡「ブルーブルーは今年で12年目なんですが、シーバスを主体としてやってきたメーカーとしてはかなり今さら…というくらいの、12cm台のシャローランナー、アイザー125Fです」12cm台のシャロー系ミノーというのはシーバスルアーでも一番の激戦区ともいえる定番商品。これまでそこをあえて避けてきたというのは、ブルーブルーらしい理由があった。村岡「やらなかった理由は、アムズデザインさんのコモモとかメガバスさんのカゲロウとか他にいいルアーがあるから。でも、ファンの皆さんから『ブルーブルーのシャローランナーが欲しい』という本当に多くの声をいただいた。でも、すでにいい製品があるということは、開発が大変なんです。それより劣るものは出せないので」開発がスタートしてから3年目、ようやく飛距離や魚の反応に関しても、世の一線級シャローランナーに負けないものになった…そう村岡さんは胸を張る。一見、シンプルな構造でありながら、作りに無理がなく、使い勝手がよさそうに見える。特にどのあたりが長所といえるのだろうか?村岡「間違いなく、飛距離と風のなかでの安定性には自信があります。去年の秋に最終的なバランスを東京湾でチェックしたんですけど、本当に魚の反応では負けない。それくらいは釣れたんです」今年の4~5月ごろの発売を予定しているそうなので…じっと春を待とう!