川の水量が増え、濁りも少し入っているので、コアユの姿はあまり見えない。でも、この雨できっと遡上しているはず…。この前は1号のオモリでも全然流れなかったのだが、今回は1.5号でちょうどいいスピードで流れていく。同じ仕掛けで同じような場所を流すと…川底でコアユがヒラを打った!猛さん「ほんまに釣れるんやな。よっしゃ、僕は目標30匹や」最初の1時間ほどはイマイチだったが、8時ごろからアタリのペースが上がり…釣れる釣れる! なんと前回15匹だったこの哀れな語り部、9時には40匹を超えていた。川の状況が変わったのもあるが、たぶんシラスも効いている。前回は流れるエサへの反応は見られなかったが、今回は明らかに仕掛けに寄ってきている…ような気がする。途中、元気なニゴイに竿の穂先を持っていかれ、時間をロスしたりもしたが…竿を交換してどんどん釣り続けた。すると…市販の練り餌がなくなってしまったではないか。単独では頼りないエサだったが、シラスを混ぜるベースとして十分機能していただけに…。どうしよう…?猛さん「シラスと練るならなんでもええんと違う? この土でええやろ」コロンブスの卵的な猛さんの発想! 足元の土とシラスを練ってみたところ…市販の練り餌にシラスを混ぜたのと同じくらい釣れる…。結局、11時の納竿時にはなんと82匹を釣り上げることができた。コアユ釣り初挑戦の猛さんも…。猛さん「僕は50匹、大幅に目標達成や」ひと雨ごとに流入河川を遡上するコアユたち。これからがシーズンの本番なので、次回もうんざりするほど釣ってみたいと思う。