小ダイのポイントをサッサッと通り過ごして3色辺りまで巻くとゴトンゴトンとオモリが砂紋を拾い始める。この日はここにシロギスがいた。小ダイが交じったりしながらも、時々大きいシロギスが掛かって楽しい釣りが続く。ただし、釣り場が根の間に限られるので、アタリが遠のいたからといって、群れを追ってすぐに移動というわけにはいかない。お茶を飲んだり汗を拭いたりして次の潮時を待つ。そしてまたいくらか掛ける。強い陽が昇り、アタリも遠のいたので竿をたたむことにする。思いっきりブン投げて暑気を払うことが出来た古希ジイ、冷やしたおしぼりがなんとも気持ちよい夏のシロギス釣りだった。