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《グレ釣り大会》「チーム鬼掛」宮崎支部大会In宮崎県【南郷、秋磯開幕となるか?】

2023年10月21日公開

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10月上旬、私のホームグランド鹿児島県・大隅半島ではサメが大量発生中で全く釣りにならないが、他県では徐々に釣れ始め、秋磯シーズンに入って来ている模様。隣県の宮崎県ではどのような釣りになるのか予想はつかないが、「ハヤブサ針・チーム鬼掛け宮崎支部第一回大会」上位を目指して挑戦!!
※レギュレーションはグレのサイズ規定なし5匹の総重量制

南郷を代表する磯〝水島〟に渡礁

久し振りの釣りで心躍らせながら受け付けを済ませ、磯に乗る順番を決めるクジくじを引くとなんと20番目と一番最後。「残り物には福がある」を信じて準備を済まして船に乗り込んだ。船長から「今日は1隻お休みだから、全員沖磯に乗れるよ」とのこと。向かった先は南郷を代表する磯〝水島〟に渡礁することが出来た。渡礁してすぐに朝陽が顔を出してくれ、久し振りの磯で天気にも恵まれ、清々しい気持ちで最高の朝を迎えることが出来た。これも楽しさを倍増させてくれる要素のひとつだ。朝日を眺めながら準備を済ませ釣りの開始だ。

編集部注:Team ONIGAKE(チーム鬼掛)とは、ハヤブサの磯・ヘラブランド「鬼掛」製品愛好家で組織された会のこと。

初獲物は30程のグレ

“水島”は九州でも屈指の大型オナガが乱舞する事でも有名で、いつもよりちょっと強めのタックルで挑んだ。乗った瀬は「3瀬の馬の鞍」。

ウキはゼクトαのB、ハリス2.5号、ハリは尾長ネムリ7号でウキ下は2ヒロ半(1ヒロは約1.5m)からスタート。撒き餌をしみるが反応がなく餌盗りの姿も見えない。撒き餌の中心に仕掛けを馴染ませてみるが、やはり反応がなく餌が丸残り。そこで、ウキ下を3ヒロにして馴染ませると早速ウキに反応があり即合わせしたが、やり取り中にハリス切れ。ハリが飲まれて切れたと判断、ウキ下を2ヒロ半に戻してみると、先程の引きには劣るが30cm程のグレを釣ることが出来た。その後もポツリポツリと釣れたが全部同じようなサイズ。

 

ついに魚が乱舞!

撒き餌を続けていると、魚が海面近くで乱舞するようになって来た。だが、よく見てみるとほとんどがイスズミで、“本命”のオナガグレも確認出来るが1割にも満たない個体数では、釣るのは難しいとは思うが、折角“水島”に乗れたので狙ってみる事にした。だが、見事にハリがついた餌だけ喰ってくれない。仕掛けを色々調整してみるが全く喰ってくれず諦めかけていた。最後に15m程投げて狙ってみると1発で喰って来たくれた。合わせを入れると今までにないほど重い。魚との我慢勝負をするが瀬ズレでハリスがボロボロされラインブレイク。気を取り直して投げてみると再びアタリを捉えたが30cm程のグレだった。

その後は、潮が変わり釣いが立ったものの全て30cm前後のグレで、トータル8匹の釣果だった。

総重量2200gで2位!

港に帰って検量、私は5匹の総重量は2200g。他にも沢山の方が釣られていたが、結果は2位!目標であった上位に食い込むことが出来た。「シーズンインまではもう少し」との印象だったが、楽しい釣りが出来た。

これから時期、いくつもの大会が行われるので、全て大会で上位を目指し、楽しく“釣戦”したいと思う。

施設等情報

かいゆう丸(カイユウマル)
〒889-3141
宮崎県日南市大堂津3丁目3-3(事務所)
電話番号 090-5946-7258

施設等関連情報

宮崎県日南市南郷栄松港より出船しています。
無料駐車場あり
大島・水島4,000円
近場(松島・前島)3,000円
学生は1,000円割引になります。
※時間釣り料金などの詳細は電話で確認お願いします。
     
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

仲宗根 脩真
沖縄県出身で父が漁師をしているため小さい時から海に親しみがあり、時間があれば釣りをしていた。鹿児島の大学に進学し、そこで本格的にフカセ釣りを始め、九州でフカセ釣りがしたいがために鹿児島県に就職して8年。「釣研アンバサダー」として活動中。釣研FG支部大会「優勝」、クラブの大会で上位入賞を果たす。メーカー主催のビックトーナメント優勝を目指して日々「釣戦中」。
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