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餌取り地獄を突破!猪熊流“タナ”コントロールで釣る梅雨グレ

2026年06月30日公開

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3年ぶりに牛深エリアを訪れたという猪熊氏。番組としては、この牛深エリアでの実釣は今回が初となる。試行錯誤しながらも釣果を上げていくあたりは、さすが名手。次々と魚を掛けていく展開は必見だ。

3年ぶりの牛深エリア!釣果はいかに?

久しぶりの牛深エリアで渡礁したのは、西側に位置する「沖のハナレ(裏三角)」と呼ばれる瀬。

撒きエサは事前に準備しておき、現地では最終的な水分調整のみを行う。また、ハリスには猪熊氏が絶大な信頼を寄せる「L・EXハイパー 1.5号」を使用した。

まずは足元に撒きエサを投入し、潮の動きや魚の反応を観察することからスタート。足元で勝負するか、それとも沖に魚を誘導して食わせるかを見極めた結果、まずは足元から狙う展開に。すると早々にウキが消し込まれるアタリが出て、小型ながら本命のグレをキャッチした。その後は、足元にエサ取りを寄せつつ本命のグレを沖へ誘導する“遠近の釣り”へと移行する。

しかし、徐々に食いが悪くなり、足元から沖までイスズミの数が増加。さらにグレの魚影も濃くなっている様子で、後半戦に期待が高まる。

 

エサ取り地獄を攻略!“タナ”意識で本命を引き出す

猪熊氏が磯で重視するポイントは、「潮が流れていること」。「グレは潮を釣れ」と言われるように、流れの中にいる活性の高い個体を狙うことが重要だ。イスズミの猛攻が続く中、その群れの中に潜む“型の良いグレ”を見極める。

さらに、オキアミの沈下速度に変化をつけるため、撒きエサの中からやや乾いたオキアミを選んで使用。狙うレンジも変更し、イスズミの下ではなく、同じ層、あるいはそれより浅いタナを攻めていく。この戦略が奏功したのか、本命と思しきアタリが発生。巧みなやり取りで、それまでを上回るサイズのグレを手にした。

これほど多くのエサ取りがいる状況の中で本命を引き出すのは、まさにテクニックの成せる技といえる。

猪熊氏が徹底して意識しているのが“タナ”。仕掛けのセッティングだけでなく、付けエサや撒きエサとの同調など、さまざまな要素を組み合わせながらタナをコントロールしていくことが重要だ。

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この記事を書いたライター

上野 淳史
鹿児島県在住。家から海が近かったこともあり幼少期から釣りを楽しんできた。現在はフカセ釣りでの全国制覇を目指し、九州内での様々なトーナメントに参戦中。ホームグラウンドは南さつま市(グレ)、大隅エリア(グレ)、錦江湾一帯(チヌ)。
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