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【磯釣り大会参戦記】若手トーナメンターが集結!「シマノジャパンカップ U-35」

2026年07月06日公開

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トーナメンターであれば誰もが憧れる全国大会の舞台、そして全国制覇。3年連続でのセミファイナル進出を目指し、大分県米水津で開催された「シマノジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権U-35大会」に参戦してきた。

若手磯釣り師が集う「U-35」大会

2026年6月21日、大分県・米水津エリアを舞台に「シマノジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権U-35大会」が開催された。本大会は通常の予選会とは異なり、35歳以下(2026年12月31日時点)の若手選手を対象とした大会だ。全国各地から若手磯釣り師が集い、上位5名に与えられるセミファイナル進出権の獲得を目指して、日ごろ鍛えた釣技を競う。当日は、前日までの南寄りの風の影響でウネリが残り開催が危ぶまれたが、北寄りの風に変わる予報だったため、なんとか開催される運びとなった。

本大会は、前半1時間・後半1時間、計2時間のマンツーマン対戦を2試合おこなう。対象魚5尾の総重量で勝敗を決し、2試合の合計勝ちポイントおよび釣果重量差によって順位が決められる。ポイントは勝てば「3」、引き分けると「1」、負けると「0」。上位を狙うのであれば、2勝6ポイントを取り、重量差も稼がなければならない。

悪条件下でどうアプローチするか

米水津渡船組合の船が港に集まり、7隻に分かれて選手が乗り込んでいく。私は『政進丸』で磯へ向かったが、やはりウネリが残っており、上げ潮とも重なって渡礁できる場所は限られた。渡礁したのは「棹立ハナレ」。対戦相手に挨拶を済ませ、さっそく仕掛けの準備に入る。この日は強風のため、遠投性能と風に負けないセッティングを意識した。

《Tackle data》
・竿:24 FIRE BLOOD Gure 1.2-510(シマノ)
・リール:15 BB-X TECHNIUM C3000DXG S(シマノ)
・道糸:1.3号
・中ハリス:スーパーL・EXハイパー 1.7号(東レ)
・ハリス:スーパーL・EXハイパー 1.2~1.5号(東レ)
・ウキ:Type2 M/L 0(修道ウキ)
・針:閃烈グレライト 4~6号/渋グレ 6号(ヤイバ)

1試合目前半は船着からスタート。左後方からの強風はあるものの釣りは成立。しかし魚の反応はなかなか得られない。仕掛けを微調整しながら30分、ようやく30cmほどのグレを1尾キャッチする。連発を期待したが、次にヒットしたのは明らかに違う強烈な引き。上がってきたのは50cmオーバーのマダイだった。プライベート釣行なら嬉しいゲストだが、大会の対象魚はグレ。気持ちを切り替えて手返しよく探っていくが反応なく、前半が終了となった。

 

1勝目をつかめるか

後半は船着左側の先端へ移動。本大会は勝利だけでなく重量差も重要となるため、厳しい状況の中で徐々に焦りも出始める。開始直後に良いアタリを捉えるも、点在するシモリに阻まれバラシ。その後は15cmほどのグレを1尾追加するにとどまり、1試合目終了。結果は2尾562g。重量差+562gでなんとか勝つことはできたが、上位を狙うためにも次戦は大差での勝ちが必要となった。

2勝6ポイントなるか!?

2試合目は、満潮と重なり同じ磯が使用不可。好調だった「千畳」へ向かう予定だったがウネリのため断念。「押手の三角」へ渡礁した。足場が不安定で、ウネリの影響から高場での釣りを強いられる展開。過去の経験を頼りに攻めるも、前半・後半ともに魚からの反応を得られず、無念のノーフィッシュ。対戦相手は2尾で、重量差-1,227g。結果は1勝1敗、釣果重量差-665gとなった。

帰港後の検量。悪条件の中でも実力者はしっかり釣果を揃え、大きな重量差を叩き出していた。久々に会う若手磯釣り師たちと情報交換している間に、結果発表を迎える。優勝は、大分県の石本賢輝選手。勝ちポイント6、釣果重量差+6,020gという圧巻の成績だった。上位3名はいずれも釣果重量差+5,000gオーバーというハイレベルな戦い。自分は1勝1敗と悔しい結果に終わり、セミファイナル進出は叶わなかった。

今年のメーカー予選会はこれがラスト。目標としていたセミファイナル進出権は、残念ながらひとつも獲得できなかった。来年こそはセミファイナル出場を果たし、全国大会の舞台へ。そのためにも日々の釣行を大切にし、さらなる技術向上に励んでいきたい。大会を運営された株式会社シマノ、米水津渡船組合の皆様に感謝。若手主体の大会を通じ、全国にこれほど多くの磯釣り師がいることを改めて実感した次第である。今後も互いに切磋琢磨していきたい。

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この記事を書いたライター

上野 淳史
鹿児島県在住。家から海が近かったこともあり幼少期から釣りを楽しんできた。現在はフカセ釣りでの全国制覇を目指し、九州内での様々なトーナメントに参戦中。ホームグラウンドは南さつま市(グレ)、大隅エリア(グレ)、錦江湾一帯(チヌ)。
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