オフショアマガジン
2014.10.1号

庄治郎丸・神奈川県平塚港
相模湾・平塚沖のアマダイ好スタート!

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今シーズンの相模湾のアマダイは、例年よりも早くスタートとした聞き、9月27日、状況を見に平塚港『庄治郎丸』に出掛けた。当日は台風16号が日本海に抜け、17号が太平洋海上を北上中で、北西風が強い悪条件下の釣行となった。それでもトップは5尾、2番手は4尾2人と船中のほとんどが“顔”をみることが出来た。シーズン初期という事もあり、大型こそ出なかったものの昨年に続き、今季も大いに期待出来そうな印象を強く受けた。

人気のアマダイをLTで狙う

『庄治郎丸』のLT(タイトタックル)で狙うアマダイは人気がある。例年なら10月中旬にスタートするが、今年は潮温低下が早く1カ月近く早いスタートとなった。27日早朝、平塚港『庄治郎丸』の店先は釣り人で賑わっていた。午前7時前、店先に待機していた15人の釣り人は、平塚新港に舫ってある「第5庄治郎丸」まで車で送ってもらった。

『庄治郎丸』はここです
今日の釣り物と出船時間
表の看板が目印
仕掛け図
[動画]好スタート!アマダイ釣り

北西風で釣り場は真沖から大磯沖

左舷7人、右舷8人に分かれて出船。北西風に送られて航程15分程で西湘の海岸が一望できる釣り場に到着。水深65mラインでスタートした。舵を握る世古勇次郎船長から「オモリが底に着いたら自分のハリスの長さの半分切って下さい。底は起伏やカケアガリなどがあります。タナを絶えず確認して下さい。餌のオキアミは真直ぐつけてね。曲がって着けるとクルクル回ってハリスに絡まって釣りにならないよ」などの注意がアナウンスされた。強い風の影響でハリスが飛ばされ絡んでしまう。海中に引き込まれた道糸も大きくミヨシ(船首)に流れる。

船着き場のスマートな「第五庄治郎丸」
イザ出陣、アマダイよ待ってろ
北西風が強くてアタリが分かりにくい

船中初獲物は27cm級!

『オマツリしながら釣れて来たんだ』顔を見せられないよ
潮の流れが速く50号のオモリでも底が取りにくい。そんな中、右舷ミヨシ(船首)で「引いてる、引いてる」とリーリングを開始したのは桑田洋之介さん。左舷の人とオマツリした仕掛けにピンクの魚体の“本命”第1号、27cm級だった。一緒に来たと言う隣の小山誠二さんはアカボラ(ヒメコダイ)の一荷(ダブル)。二枚潮なのか船中はオマツリが続発。こんな時は糸出しの時リールのスプールに指を掛けオモリの重さを感じながら投入するとオマツリしにくい。それでも左舷のトモ(船尾)の方で若月平さんと隣の下田直樹さんが30cm弱のアマダイを釣り上げた。右舷トモの3人は会社の釣り仲間とか。

マアマアサイズが釣れました
こっちもきました、今日のレギュラーサイズなのかな
2尾目は“本命”じゃなくてアカボラ(ヒメコダイ)でした

潮温が下がったのかサメの猛攻

「これ食べられますか」って聞いちゃった
船長は、船が風に流される中、ポイントを外れると移動の合図。元の位置に戻って流し直す。右舷トモの小川義さんが40cm級のアジを釣り上げた。そして隣の森田裕さんが27cmのアマダイ。3番目の納本忠さんがサバをほぼ同時に釣り上げて仲間3人はニッコリ。3人とも船長のアドバイスを守っての成果。その後、船中はまれにアカボラやトラギスが竿先を賑わすだけになり、時折の強い引き込みは70、 80cm級のサメ。台風の影響で潮温が下がったのか、アマダイの活性は低いようだ。

こんなサイズが続けて釣れてくれればなあ
波でなかなかアタリが分からないよ
こっちもアカボラだ

“ゲスト”も交じって誰かにアタリ

レギュラーサイズですけどまたまた釣りました
風の影響で沖のポイントに行けないので大磯沖に移る。風が益々強くなり白波が船べりを叩く。10時30分過ぎ、若月さんが30cm級のアマダイ、下田さんが良型のホウボウを釣り上げたのを皮切りに船中が賑やかになった。右舷では小川さんが30cm級の“本命”、隣の森田さんは銀色に輝くカイワリをゲット。なかなかアタリのなかった胴の間(中央)の門間淳さんにも30cm級の“本命”釣れた。ピンクの魚体を手にして「やっと来ました」とニッコリ。静かにモクモクと釣っている納本さんにもアタリ、28cmほどのアマダイを釣り上げたが、ハリを呑みこまれて外すのに四苦八苦。左舷ミヨシの北村昌平も「ようやっと来ました」と“本命”をクーラーに収めていた。いつの間に釣ったのか30cm級のオニカサゴも入っていた。

良型のホウボウも釣っちゃいました
可愛いガンゾウビラメでしょ
ピンクに対して銀色のカイワリも釣りました

アタリの取りにくい強風の中、終盤に釣れる

ポイントを流し直す度に誰かしらにアタリ。圧巻だったのは門間さん。何と“本命”を3匹連続で取り込んだ。その隣、常連の星野哲夫さんもリーリング、27cmをゲット。納本さんが3尾目を取り込んだ。左舷でも北村さんが2尾目を、下田さんが4尾目を釣り上げた。大ドモの駒井三夫さんが「小さいけどオデコを逃れました」と一息ついた顔でクーラーの中を見せてくれた。27CMのアマダイがパクパクしていた。胴の間で誘いを掛けていた川村浩さんの竿にアタリ。リーリング中に時折グイグイと引き込む。姿を見せたのはこの日最大の30cmオーバー。右隣に並んだ釣り仲間2人に見せて鼻高々。

ピンク色が綺麗でしょ
やっと良いサイズが釣れました
ウシィシこれ3尾目

連チャン連チャン
私としては少し良い型です
やっと顔を見ました、ヤレヤレ

良型はこれからが本番

この釣りのキモは、タナをしっかり取ることと誘いだ。餌のオキアミが海底を1m位這う(2.2mのハリスの2/1を)様に漂わせ、間を置いて50cmから80cm位ゆっくり上下を繰り返し、時々大きく誘い上げて再び同じ動作でアタリを待つ。また、アカボラやトラギスなどの“外道”も多いので餌の点検は小まめにしたい。間もなく40cm級、50cm級の大型も姿を見せるはず。本番はこれからだ!

オキアミの装着は丁寧にやらなくちゃ
これが今日のレギュラーサイズ
「『庄治朗丸』のLT仕掛け

オニカサゴの方が大きいよ
良かった!仲間3人とも釣れました
一日中丹念に流してくれた世古勇次郎船長

(釣りビジョンAPC・倉形 金幸)

今回利用した釣り船
神奈川県平塚港『庄治郎丸』
〒254-0803
神奈川県平塚市千石河岸 57-16
TEL:0463-21-1312
詳細情報(釣りビジョン)
庄治郎丸ホームページ
出船データ
料金:9,200円 (餌付き・氷別売り200円)※メール予約で割引き有り
出船時間:6時45分~沖上がり13時30分
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。
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