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【ワカサギ1000匹釣りに挑戦!】諏訪湖の超快適ドーム船は《ファミリーにも最適》

2024年01月23日公開

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真冬の風物詩といえばやっぱりワカサギ釣り。昨年末は、ワカサギ釣りのメッカ「長野県諏訪湖」で、友人と2人でドーム船での釣りを楽しんだ!目標は100匹ではなく1000匹!さて目標は達成できたのか?

目標は10束!天竜川河口の仇を流れ出しの諏訪湖で討てるか?

実は12月下旬のクリスマスイブに、夢にまで見たメーターオーバーのオオニベを狙って、静岡県の浜松市まで遠征。天竜川の河口で一発を狙ったが、そうやすやすと釣れるものでもなかった。恥ずかしながら、アタリゼロで敗走。しかし、そのわずか6日後には新たなる夢を求めて諏訪湖へ。その夢とは「ワカサギの1000匹釣り」。ワカサギなどの数釣りは100匹を「1束」と呼んで一つの目安にする。それが1000匹となると実に「10束」だ!これは挑戦するに値する目標だろう。偶然とはいえ、諏訪湖は天竜川が流れだす湖なので、最下流での借りを最上流で返すという因縁めいた巡り合わせになってしまった。今期は諏訪湖が好調との話で、その影響なのか?いつも乗っているドーム船が満員御礼。そこで、諏訪の老舗釣具店「松田屋」のご主人に相談したところ、新興のドーム船「レイクフッド」を紹介してくれた。友人のハセガワといざ出撃!

最新ワカサギドーム「レイクフッド」、滑り出しは好調!

12月30日、朝6時過ぎ。諏訪湖の南岸を走っていたら、まるでカフェのようなおしゃれな建物に「LAKEHOOD」の文字が見えた。ここは2023年の6月にオープンしたばかりの複合アミューズメント施設で、夏は湖上カフェや湖上ステージとして活用し、冬はワカサギ釣りのドーム船として営業している。受付で料金を払って、釣り券と餌も購入。最近の釣況を聞くと、27日だけはトップが200匹台だったらしいけれど、トップが1000匹前後という日が多いらしい。我々は、かなりの期待感を持って渡し船に乗った。

ハセガワ「テッペイのタックルは電動なのかよ?」

テッペイ「10年以上前に、お前が作った手作り電動タックル1本だ。お前もだろ?」

ハセガワ「もちろんそうだ。俺は2本出すけどね」

テッペイ「俺は最初1本にして、2本出す余裕ができたら、もう1本出すよ。手動リールのタックルだけどな」

ハセガワ「俺もね、よく途中から2本出しにするけれど、それじゃ1000匹釣りは達成できない気がする。だから、今日は最初からタックル2本出すぞ」

 この会話でお分かりと思うが、ハセガワはワカサギ用の電動リールを自作して、それを長年使っているのだ。これがなかなか性能もよく、何より見た目が渋い。だから俺もメーカーの電動リールは買わずにこれを使い続けているのだ。

薄氷をパリパリと割りながらたどり着いたドーム船は、なるほど夏はカフェになるだけあって、めちゃくちゃきれいだ。しかも広い!もちろんドーム内はストーブがあって暖かいし、外側にはトイレもある。我々が一番乗りだったようなので、最近調子がいいとされる右奥の席に座ることができた。私がもたもたと用意している間にハセガワはさっさと釣りを始めて、いきなりアタリが!私が餌をつけ終わって、仕掛けを投下し始めた頃には、すでに「つ抜け」(10匹以上釣れること)を達成していた。かなりの魚影の濃さだ。これは1000匹も夢ではないのでは?でも朝イチだけ調子よくて、途中でピタリとアタリが止まるのは、ワカサギあるあるパターンだ。まだまだ楽観視はできない。

 

ワカサギ釣りの真骨頂は「忙しさを楽しむ」ことなのだ!

活性のいいときのワカサギ釣りは、とにかく「手返しよく釣る」ことを目指して、作業効率だけを追求していくことになる。餌を付ける→仕掛けを投入→アタリが出たら合わせる→巻き上げる→ワカサギを外す→なくなった餌を付ける。このサイクルを延々続けるのだ。これがタックル2本出しだと、忙しさは倍増する。タックルAに餌を付けて投下→すでにアタリの出ているタックルBを巻き上げる→タックルBのワカサギを外して、餌を追加して投下→すでにアタリの出ているタックルAを巻き上げる……かなりの忙しさだ。正直言って、飯を食う暇もないし、話をする余裕もない。ただただ忙しいだけだ。でも、やめられない。その忙しさを楽しむのがワカサギ釣りだといってもいいだろう。そして、タックル2本出しは忙しいだけあって、釣果も格段にいい。

10時になると、アタリが止まった。この時点で釣ったワカサギを数えてみると、私が146匹で、ハセガワが362匹。ダブルスコア以上の差がついていた。約3時間釣りをして、残りは5時間。私はちょっと無理なので目標を500匹に下方修正。ハセガワはこのペースを守り続けられれば、1000匹に届くかもしれない。10分もするとまた群れが来た。その後もたまにアタリが途切れることはあっても、5分も経たずに群れが来る。これは、いい日に当たったのかもしれない。

ファミリー層も手軽に楽しめる、ドーム船のワカサギ釣り!

ここレイクフッドは、我々のような1日中釣りをする「ガチ勢」は「スタンダード1日プラン」(大人:4600円)を選択。そして、もうひとつファミリーやカップルに最適な「2時間プラン」(大人:3600円)も用意されている。こちらは餌も、仕掛けも、電動リール付きタックルも込み込みの値段で、それを考えるとかなりお得だ。私が使っている手作りタックルより数段クオリティーが高い。なおかつ数人のインストラクターが、色々世話を焼いてくれるので、初心者でも十分釣りになる。この日だったら2時間も釣りをすれば、素人でも50匹程度は普通に釣れるので、ご飯のおかずや酒のつまみには十分というわけ。なおかつ、ドーム船上には調理スペースがあり、その場で釣りたてのワカサギを天ぷらにして食べられるので、ファミリー層には大ウケだった(追加料金500円)。そんな2時間コースが大人気で、10時過ぎから広大なドーム船は満員御礼の大賑わい。元々1区画が広いので、隣の釣り人とおまつりすることも少ないようだ。

惜しくもあと一歩1000匹に届かず、フィニッシュ!

あと、残り2時間という時点で、私は342匹、ハセガワは800匹弱。お互い目標までギリギリな感じだ。たとえペースよく釣れていても、どうしてもトラブルが生じて、釣りを中断せざるを得ない状況に陥る。一番多いトラブルは、電動リールの糸巻きこみや、リール自体の故障だ。やはり手作りなので、市販のリールよりもトラブルが多い。でも手作りなので、その場での修理で直せるというメリットもある。それから、うっかり針を自分の靴下に刺してしまったり、自分が出している2本の仕掛けが絡まってしまったり……など、細かいトラブルがかなりの時間的ロスにつながるのだ。

テッペイ「あと30分!」

ハセガワ「ああ!もうだめか?」

テッペイ「行けるかも!」

ところが5分後、諏訪湖の女神は突然そっぽを向いてしまった。

ハセガワ「アタリ、止まったな」

テッペイ「こりゃダメだ」

ここで完全にアタリが止まってしまった。
結局私は474匹、ハセガワは……惜しくも936匹で終了!

残念ながら1000匹の大台には乗せられなかった。でも、正直言って、ハセガワはほぼ1000匹だ。私の474匹だって、ワンタックルにしては堂々の大漁だと思う。途中、手巻きリールのタックルを追加したこともあったが、むしろトラブルの元となったので1時間ほどでワンタックルに戻したのだ。

ハセガワ「やっぱり1000匹の壁は厚いな。たまに取り込みに失敗して落としちゃうワカサギいるじゃん。『まあ、1匹くらいいいか』と思っちゃうんだけど、あの取りこぼしが今になると惜しまれるな」

テッペイ「ハセガワがあれだけ休みなく釣り続けても、1000匹達成できないんだからね。俺は指も太いし、餌を付ける作業も、仕掛けを結ぶ作業も、どうしてもハセガワより遅い。だから俺はたとえ2タックル出しても能力的に1000匹は無理だなと痛感したよ」

今年の諏訪湖のワカサギは型もよく、味も絶品!数釣りのピークは12~1月だけど、シーズンは3月までなので、まだまだ楽しめる。個人的には、この冬もう一度500匹を目指して挑戦してみたい。

施設等情報

『レイクフッド・オカヤ』
住所:〒394-0044 長野県岡谷市湊1-5933-7先
TEL:0266-55-2848
『レイクフッド・オカヤ』のホームページ

施設等関連情報

釣り館『松田屋』諏訪湖本店
住所:〒392-0010 長野県諏訪市大字渋崎1791-104
TEL:0266-52-2545
釣り館『松田屋』諏訪湖本店のホームページ
     
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この記事を書いたライター

横沢 鉄平
フリーライター。ライフワークはバスフィッシングだが、ワカサギから世界の怪魚まで、すべての釣りを愛する男。ロッド&リールの「三匹が行く」、ルアーマガジンの「ドラマチックハンター」など、長期連載企画での出演経験も多数。キャンプ用品の「ヨコザワテッパン」考案者でもある。
YouTubeチャンネル「ヨコテツ」も、ささやかに継続中だ。
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