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地域を変える中高生の挑戦!「日本最大級 鮎友釣りワールドカップ」岐阜・郡上で開催

2025年07月11日公開

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来る2025年8月3日(日)、岐阜県郡上市にて、学生発の日本最大級釣りイベント「中高生鮎友釣りワールドカップ」が開催される。同イベントは「第1回(当時の大会名は「中高生鮎友釣り選手権」)の開催から10年が経過し、昨年度は来場者数3,000人超という規模にまで成長。参加者も運営側の実行委員会も〝中高生〟という試みも含め、学生、地域、企業、観光客をつなぐ「地域共創型イベント」して、全国的に注目を集めている。

学生の熱意がカタチになった超大規模鮎釣りイベント

岐阜県郡上市を拠点に活動する「郡上鮎の会」が主催の「中高生鮎友釣りワールドカップ(冠スポンサー:ダスキンレントオール)」は、2015年に「若者の鮎友釣り人口を増やしたい」という、郡上市立八幡中学校の生徒たちの熱い想いから始まった〝学生発〟日本最大級の釣りイベント。

大会の対象競技でもある「鮎の友釣り」は、日本の伝統漁法として長年地域に親しまれてきた文化でもあるが、近年では釣り人口の減少や高齢化により、次世代への継承が課題となっている。そんな状況に対して、「若い世代にも釣りの魅力を伝えたい」と声を上げたのが、郡上市の5人の中学生たちだった。彼らは、豊かな自然に恵まれた郡上を舞台に、若者が主役となって挑戦できる唯一無二の大会として「中高生鮎友釣り選手権」を企画。当初は「子どもの遊び」と軽視される声もあったが、彼らの諦めない熱意と地域の協力を得て、今や日本最大規模の鮎友釣りイベントへと成長を遂げている。

大会名の通り、参加資格は〝全国または海外の中高生〟とされているが、運営側の実行委員会も現役中高生が担っている。単なる釣りイベントに留まらず、自然、文化、教育、地域、そして若者、そのすべてをつなげる、一大プロジェクトでもあるのだ。

開催概要

競技は主催者から配付されたおとり鮎を使い、決められたエリア内で、制限時間内に釣り上げた鮎の匹数で競われる。予選は3時間、上位8名が進出できる決勝は2時間制限となり、最終順位が決定する。開催概要は以下を参照されたし。全国の中高生鮎釣り師集まれ!

開催日時
2025年8月3日(日)7:30~/予備日:2025年8月17日(日)

会場
岐阜県郡上市八幡町尾崎中河原公園

配信
郡上ケーブルテレビ、「郡上鮎の会」YouTubeチャンネルで生配信予定

参加対象
全国および海外の中高生(30名予定)

競技方式
オトリ鮎を使った友釣り形式で釣果数を競う(予選3時間、決勝2時間)

同時開催
鮎EXPO FINAL(飲食・水遊び・体験ブース等)

前回実績
約3,000名

安全対策
鮎友釣り専用ライフベスト(郡上鮎の会独自開発)を選手全員に配付。競技レフェリーとレスキューによる監視と救急看護師3名が常駐



 
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