2026年02月12日公開
私の所属する九州真ぐれ会の懇親釣り大会が宮崎県北浦エリアで開催された。絶好調と噂される北浦で、どのようにして良型グレにたどり着いたのか。当日の展開を振り返りながらレポートする。
久しぶりに会う仲間達との再会!
九州各地から宮崎県北浦へ「真ぐれ会」メンバーが集結し、総勢約60名の参加となった。今回お世話になった渡船は『あゆ丸』と『FU(フー)』の2隻体制である。
久しぶりに再会した仲間に挨拶を済ませた後、受付で抽選を行い乗船する船と渡礁順を決定した。私は『FU』の16番。規定は30cm以上3尾の総重量で競う方式である。
準備を整え、出港時間となると、各船は【烏帽子】に集まり、北浦名物のジャンケンで優先権を決める。『FU』は1番を引き当て、そのまま全速力で【中のハエ】へ向かった。
中のハエは北浦エリアでも一級磯に分類され、広大なため大人数が収容できる。先端・ハナレ・ワレと順に降り、私は【中のハエ・船付き】へ4名で渡礁した。
水温低下で渋い!?
前日までの寒波の影響で、この日は水温が大きく下がっているとのこと。降り立った磯は北〜北西寄りの強い風が吹き、気温も低い。
初めて顔を合わせる釣り人とも自己紹介を済ませ、北浦や大分など普段の釣行フィールドの話で盛り上がった。仕掛けについて聞くと、水平ウキを使う人、円錐ウキを使う人など、スタイルの違いが見られた。
私は釣り座の優先権がなかったため、潮上からスタートした。タックルは以下の通り。
《Tackle data》
■竿:24FIREBLOOD Gure 1.2-510(シマノ)
■リール:15BB-X TECHNIUM C3000DXG S(シマノ)
■道糸:磯スペシャル GUREMICHI1.5号(サンライン)
■中ハリス:スーパーL・EXハイパー 1.7号(東レ)
■ハリス:スーパーL・EXハイパー 1.2~1.5号(東レ)
■ウキ:修道ウキ TYPE2 L 0 / TIPE1 00
■針:閃烈グレライト 4~6号(ヤイバ)
潮は右から左へ流れているが角度が悪く、足元に撒いたエサにも反応がない。海面にはイワシのようなベイトが多数確認できるものの、肝心のグレの姿は見えない。
全員準備が整い、釣り開始。予想以上の速い潮に加え、巻き込み潮となり、潮上の私は狙いたいポイントまで仕掛けを流しきれない。8時30分の弁当船が来たため、少し早いが食事とした。
予想を遥かに超える厳しい状況だが一瞬の潮の変化を掴む!
潮が少しでも沖に払い出す方が良いとされる場所。そんな中、強風が吹き荒れなかなか思ったように攻められない。風の影響で道糸が煽られ、仕掛けを引っ張ってしまうのだ。ラインでアタリをとりたいところだが、 潮が速いため、ウキを目視することもできない。とにかく仕掛けを馴染ませることに念頭を置いてみたが、魚からの反応を得られないままである…。
そこで、仕掛けを変更。
■ウキ:0号 → ドングリ形状の00号
■ハリス:1.5号 → 1.2号(喰わせ重視)
隣の永松さん(福岡から参加)は、普段1.75~2号のハリスを使用するとのことだが、渋さを踏まえ1.25号に変更したという。
そして10:00頃、潮が突然変化する。
巻き込むように左手前へ流れていた潮が、左沖へスーッと流れ始めたのだ。海面を見ると、撒きエサを拾っていた海鳥も潮の向きに合わせて移動している。
「これは喰いそうな流れに変わりましたね!」と話していた矢先、永松さんに強烈なアタリが!その竿の曲がりを見て羨ましがっていると、私の仕掛けにも明確なアタリが出た。アワセを入れると、ズシッとした重量感。足元にハエ根がないためラインブレイクの心配は少ないが、なんとしてでも捕りたい一尾。最後の抵抗をいなし、浮かせたのは40cmオーバーの良型グレであった。
直後にもう一度アタリがあったが、足元での抵抗を交わしきれず、チモトから切られてしまう。おそらく尾長グレだったのではないかと思われる。
その後は再び当て潮となり、追加したのは35cmのグレ1尾。目視できる湧きグレも確認できたため、今後はさらに状況が良くなっていくと感じられた。
納竿後は釣り場の清掃を行い、撒きエサをしっかり洗い流して終了した。
全員を回収し港で検量。その後は情報収集!?
各磯に降りた参加者を回収しながら話を聞いてみると、好釣果の磯もあれば、全く反応のない磯もあったとのこと。やはり、強風や水温低下の影響が大きかったようだ。
それでも規定の3尾をすべて40cmオーバーでそろえた参加者や、2桁釣果の人もおり、瀬ムラの激しい一日だったと言える。そして、検量結果は1位3.7kg、2位3.5kgと良型が上位を占めた。
私の釣ったグレも白子が確認され磯によっては湧きグレも多数確認されたことから、今シーズンの北浦エリアは今後さらに状況が良くなっていくと予想される。
帰り道には宮崎県日向市の『フィッシング磯屋』へ初訪問。磯釣りシーズン真っただ中ということもあり、お店の外ではたくさんのオキアミが解凍されており、撒き餌を混ぜている釣り人の姿も多く見られた。
店主の柳田さんに挨拶すると、共通の知り合いがいたこともあり話が弾んだ。今回渡礁した中のハエについても、流れの複雑さや難しさを改めて教えてもらえた。
帰宅の道中は、事故を避けるため休憩をはさみつつ、次回に向けての反省と予習をしながら鹿児島へ戻った。
これからさらに良くなる磯釣りシーズンを、皆さんにもぜひ楽しんでいただきたい。そして始まる各メーカーの予選会に向けて、目標を達成できるよう日々精進していく所存だ!
この記事を書いたライター
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