2026年03月18日公開
私が所属する釣りクラブ『IFT』の第4戦、今季最終戦が鹿児島県・中甑島で開催された。甑島エリアは全国大会も行われるほど魚影が濃い名礁が多数存在する。久しぶりの甑島遠征に胸が高鳴る。はたして今回は“数も型も狙える”甑島らしい試合になるのか…?
磯釣りの聖地を目指しいざ出港!
試合当日、早朝3時。串木野漁港から『誠豊丸』さんに乗船し、中甑島へ向け出港した。
甑島までは約1.5時間。出港はどうしても早くなるが、大型船でキャビンも快適。道中はありがたく仮眠を取ることができた。
出港前にくじを引き、渡礁順を決定。今回のルールは“グレ5匹の総重量”で競う方式。私が渡礁したのは、なんと一級磯の「A1」。初めて上がる磯だったが、常連の方から潮の流れや狙いどころを聞き、夜明けを待った。
瀬上がり仲間の吉野さんがカップラーメンをご馳走してくれ、冷えた体が一気に温まったのを覚えている。夜が明け、吉野さんは船着きへ、私は船着き裏側へ釣り座を構えた。海苔の影響で足場は非常に滑りやすく、慎重な立ち回りが求められる。
いつも通りのイメージで実釣!
この日も、基本的には“いつもの組み立て”。どこへ行っても通用する自分なりの仕掛けを組んでいく。風も弱く、実釣には最適。ウキは普段より小さめの修道ウキType2(M)をセットした。
私がセットしたタックルは下記のようなタックル。
《Tackle data》
竿:'24 FIREBLOOD Gure 1.2-510(シマノ)
リール:'15BB-X TECHNIUM C3000DXG S(シマノ)
道糸:磯スペシャル GUREMICHI 1.5号(サンライン)
中ハリス:スーパーL・EXハイパー 1.7号(東レ)
ハリス:スーパーL・EXハイパー 2号(東レ)
ウキ:修道ウキ TYPE2 M-0
ハリ:閃烈グレライト 4~5号(ヤイバ)
足場はオーバーハングしているが、海苔がひどく前へ踏み出せないため、根ズレ対策としてハリス2号を選択。潮は右から左へゆっくり流れ、エサ取りの姿も足元にはない。竿1.5本先から攻めていくと…ウキが一気に消し込む!
開始1投目で本命のグレが喰ってきた。ただしサイズは30cm未満。甑島らしく、もうひと回り上を狙いたいところだ。
イメージ通りに数は伸ばすものの、良型が掛かると オーバーハングに突っ込まれ取り込みが非常に難しい。安全第一を優先しながらも、どうにか対応していく。
サイズアップ目指して狙い目を変える!
さすが甑島。30cmクラスは喰い気が強く、順調に数が伸びていく。
そんな中、吉野さんの竿が大きく曲がった。朝イチは尾長タックルだったが、口太タックルに変更してのヒット。上がってきたのは 40cm級の尾長グレ。沖の潮目を狙って喰わせたとのこと。
私もサイズアップを狙い沖目へ遠投。しかし喰ってくるのはやはり30cm前後が多い。仕掛けの投入点、撒きエサのラインを調整しながら探るが、良型が掛かっても足元で切られる。
吉野さんも後半に良型を連発し、本命グレを多数キャッチ。
私自身はバラシの多さが反省点となった。回収時間には、どの磯の釣り人もクーラーが重たい!ほとんどの人がクーラー満タンという、まさに“甑島の底力”を見せつけられた。
帰港しいざ検量!
全員を回収し、各磯の状況を聞きながら串木野漁港へ戻る。早朝出港だったこともあり、船内では皆うとうと…。
港に着き検量開始。どこの磯も 数・型ともに絶好調。IFT以外の釣り人も好釣果で、改めて甑島のポテンシャルの高さを感じた。選んだ5尾で検量した結果がこちら。
1位:逆瀬川さん 5尾 5.82kg
2位:上塘さん 5尾 4.92kg
3位:園田さん 5尾 4.62kg
私は5位でフィニッシュ。大会になると、やはり “バラシ1つが順位を左右する”。
どんな釣り場でも、掛けた魚を確実に取れるよう釣技を磨いていきたい。
【施設情報】
『誠豊丸』中村船長
〒896-1301 鹿児島県薩摩川内市鹿島町藺牟田199番地
TEL:090-7381-4570
出船場所:串木野漁港
この記事を書いたライター
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