2026年05月01日公開
スキルアップを目指すアングラーに向けた新番組『ソルトノトビラ』が始動。記念すべき初回のターゲットは、荒磯に生きる孤高の存在・ヒラスズキだ。舞台は宮崎県の荒磯。エキスパート・松岡豪之が、潮位やサラシ、ベイトといった複雑に絡み合う条件をどう読み解き、ヒラスズキへと迫るのか。その思考と実釣を通じて、ハイレベルな磯ゲームの入口を示していく。
条件が揃った先にだけ見える世界——ヒラスズキ攻略の考え方
ヒラスズキは、荒れた海ほど活性が上がるという特異な性質を持つターゲットだ。荒磯に打ちつける波が生み出すサラシ、そこに絡むベイト、刻一刻と変化する潮位と流れ。そのすべてが噛み合ったとき、初めてヒラスズキへの扉が開く。
番組では、エキスパート・松岡豪之がポイント選びの思考・ノウハウを丁寧に解説してくれている。「サラシがある場所に魚がいるのではなく、魚が着く場所にサラシができる」という言葉通り、ただ白泡が出ている場所ではなく、ベイトが溜まり、流れが効く“意味のあるポイント”を探して磯を歩き続ける。その姿は、ヒラスズキゲームが感覚だけで成立しない釣りであることを強く印象づける。
危険と隣り合わせの先にある一尾——自然と向き合う釣り
ヒラスズキ釣りは、常に危険と背中合わせだ。海が荒れるほどチャンスは高まるが、だからこそ無理は禁物。番組内では、安全を最優先に判断する姿勢や、波の間合いを見極めてルアーを投入する重要性が繰り返し語られる。単なるテクニックだけでなく、釣行そのものへの向き合い方も学べる内容だ。
思うようにサラシが伸びず、決して簡単な展開ではない中でも、松岡は足を使い、魚がいる可能性を追い続ける。そしてようやくたどり着いた本命の一尾。サイズ以上に価値を感じさせるその魚は、ヒラスズキゲームの本質——自然を読み、信じ、〝粘り続けた先にしか得られない達成感〟を象徴している。
『ソルトノトビラ』初回は、ヒラスズキという難度の高いターゲットを通して、「考えて釣る」ことの面白さと奥深さを提示する内容となっている。スキルアップを目指すアングラーにとって、確かな気づきと刺激を与えてくれる一本だ。
この記事を書いたライター
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