2026年09月26日公開
ヘラブナ釣りにとって欠かすことのできない道具「ウキ」。ウキの動きを頼りに想像している水中の世界はどうなっているのか?そんな疑問に答えるべく、水中映像を駆使して、ウキが伝える情報と水中の世界が一致しているのかを徹底検証する。舞台は、標高1000mの高原に位置する自然湖、長野県麻績村にある聖湖。豊富な経験を武器に数々の大会で実績を残し、ウキの作者としてもその名を馳せるスペシャリスト・石井忠相が、釣り人を長年悩ませてきた謎に迫る。石井も思わず驚く衝撃の真実をその目で見届けよう!
衝撃の水中映像が続出
今回、聖湖釣行で石井が選択したのは夏の定番「バランスの底釣り」。まずは水中映像を見ずに釣りを開始。早速食ってきたのはブルーギル。石井はウキの動きだけで「ブルーギルだ」と魚の種類を見事に言い当てた。その後、エサを打ち続けながら「返してきた」と石井。いわゆる「さわり」である。ここで水中映像を確認すると、確かにヘラブナの起こした流れでエサのついた針が浮上し、ウキに変化が出ていることが分かる。石井はまるで見えているかのように水中の状況を読み取っていた。
あとはいかに食わすか。エサのタッチを少しずつ変えながらこの日の正解を探っていく。そして、エサを変えると明らかにヘラブナの反応が変わってきた。さらに水中カメラは、ヘラブナがハリの入ったエサを口に入れてすぐに吐き出すという衝撃映像を捉えていた。水中では釣り人の想像を超える、様々な状況が切り広げられていた。そして遂に着底してすぐのツン!苦戦しながらも念願の1匹を釣り上げた。水中映像を確認すると、ヘラブナがエサを吸い込んだ瞬間のアタリを見事に捉えているのが分かる。
後半戦に向け、今までの水中映像を確認する石井が驚きの声をあげる。中々アタリのでない状況だったにも関わらず、映し出されていたのはエサに群がる多くのヘラブナの姿だった。また、ヘラブナがエサを口に入れて吐き出すまでの時間も計測したが、それは瞬きする間もないほど。さらに、糸ずれと思われたアタリが、実はしっかりと口に入っていたなど驚きが目白押しであった。
「へら師はウキが動いてなんぼ。そこからどうしていくか。エサを変えタナを変え色々試していくのがへら師の楽しみ」と話す石井。水中映像を駆使して挑んだ今回の釣行。答えを知ってしまう怖さもあるが、釣果アップの道標となり、更なるヘラブナとの面白みを生み出してくれることだろう。
この記事を書いたライター
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