オフショアマガジン

2019年6月1日号

新潟県・直江津沖で乗っ込みマダイ開幕!船中100匹超え!

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関東甲信越のマダイファンに、絶大な人気を誇る新潟県・直江津沖。ポイントも近く、水深も浅いので魚との駆け引きが面白い。中でも春の乗っ込みシーズンは、数カ月前から予約で満船になる人気ぶり。今年は5月前半から乗っ込み気配があり、釣果をチェックしていた。すると、「数日前から、釣果が上向いて来た」と直江津港『八坂丸』の竹内敏幸船長から情報。24日(金)に出掛けた。

3か月前から予約!遠方の釣り人で満員!

当日は、平日にも拘らず11人の乗船者。長野や東京、埼玉など遠方からの釣り人ばかりだ。3か月前から予約を入れていたが、それでもギリギリで取れたそうで、毎日、満員状態だという。集合時間は午前4時。ここは船宿と船が目の前の為、荷物の準備も比較的楽だ。船長が軽トラで到着、船宿で受け付け。この時、付け餌や、コマセ、氷なども買うことが出来るので、事前に準備する手間が省けて嬉しい。受け付けを済ませたら、釣り座のクジ引きをして、順番に乗船。朝日が昇り始めた定刻の5時に出船した。

車から荷物をおろしたら駐車場へ
受付が開くまではすぐに乗船できる準備をして待とう
受付時に餌や仕掛けが購入できます

港を出て、10分程でポイント到着!

スパンカーを上げたら待ちにまった出船だ!

出港して10分程で、船のスピードが減速。振り返ると港はすぐそこだ。最初のポイントに到着すると、船長からアナウンス。「陽がもっと昇るまでは少し我慢の釣りになりますが、段々と魚の活性が上向きになっていくでしょう」。『八坂丸』定番の仕掛けは、80号のビシに天ビンをセット、そこにクッションゴム1m、その下に2段テーパー1本バリ仕掛け。ハリは10号か11号のマダイバリ。ハリスはフロロの6号6m、小型のサルカンを間に入れ、オモリの代わりにする。その下に同じくフロロの6号6mをセットすれば完成。
指示ダナは、ビシの位置で海面から5m。タナ下5mまでビシを降ろし、ハリスが馴染むまで少し待つ。馴染んだら、コマセは振らず、ゆっくりと5mまで巻き上げてアタリを待つ。つけ餌は抱き合わせ。今回はホタルイカなどを準備している釣り人もいた。「準備が出来た方から始めて下さい」のアナウンスと共に一斉に仕掛けを落とした。

船長から投入の合図が出て魚からのシグナルを待つ
いつも優しい竹内船長
仕掛け図

朝イチは我慢の時間

仕掛けを落としアタリを待つが、中々アタリが出ない。コマセをこまめに追加し、仕掛けを入れ直す。船長に最近の状況を聞くと、「今日は朝イチ、山からの吹き下ろしの風が冷たく、気温も低いし、もっと陽が昇らないと魚の活性が上がらないよ」と言う。1時間程経った頃、風も治まり、海も穏やかになって来た。そのタイミングで左舷ミヨシ(船首)の人の竿がガツンと海に突き刺さった。上がってきたのは1kg級の黒がかったマダイ。この1匹を皮切りに、左舷前から2番目の釣り人にもアタリ、同時に右舷トモ(船尾)でもヒット。次々とこれぞ乗っ込みマダイという魚が上がって来る。左舷前から1、2番目と右舷トモしかアタリが出ないのは、風と潮の関係なのか、ポイントへの入り方が、左斜めからのようだ。1時間程で、アタリも落ち着いてきたタイミングで少しポイントを移動した。

左舷ミヨシで上がった最初の1匹
船中第一号!
左舷側で連発!
2~3kg級のグッドサイズ
1kg級の食べごろのマダイ
ピンク色の美しい魚体も浮上した

ここから時合!直江津沖の“本気”!

7時過ぎ、風も完全に治まり、じりじりと照らすような太陽。気温も上昇、このタイミングで潮も少し動き出した。これは魚の活性上昇も期待できる感じ。水深は35m前後。ここでソナーと魚探に大きな反応を確認した。その瞬間からバタバタと船中が慌ただしくなった。直江津沖の“本気”の乗っ込みマダイの始まりだ。次々と竿が海面に突き刺さり、良型のマダイが上がり出した。時にはタモが間に合わない位、勢いは止まらない。水深が浅いので、横へ走りながら三段引きする独特的な引き。竿先が海面に突っ込んだら、合わせを入れ2、3回巻くとすぐにビシが見えてくる。そこからハリスを手繰り寄せ、やり取りを楽しむというスリル満点の釣り方だ。ハリスから感じる魚の大きさが大型だと感じたら、やり取りは慎重に。竿では味わえない魚の引き。ハリスでのこの駆け引きが、また楽しさのひとつでもある。10時頃には船中全員が型を見た。

【動画】船上はお祭り騒ぎ!コマセマダイ釣り

大型連発!勢いが止まらない!

荒食いも少し落ち着き、“外道”のサバフグが釣れ出して来たところでポイントをやや大きく移動。魚探とソナーにまたいい反応が出た。水深20mラインで大型の反応だ。そこから2度目の時合が始まった。今度は大型連発だ。4kgクラスも交じり、バンバン上がる。大型とハリスでのやり取りは面白い。船が近くなると、横に走る。ハリスを緩めて、またやり取りを始める。ベテラン達は、慣れた手つきでどんどん釣り上げる。左舷胴の間(中央)のマダイ初挑戦の釣り人も初のマダイの引きに感動していた。時合が40分程続き、少し小型が交じるようになって来たが、相変わらずアタリは続いた。広い範囲で流しているが、魚影の濃さに圧倒された。「こんなにもこの浅場にいるのか…」。恐るべし直江津沖。全員のクーラーがほぼ満タンになった。ここから30分、『八坂丸』では、普段はしていないが、船長と釣り人に承諾を得た上で、魚にどれだけの食い気があるのかタイラバでマダイ釣りにチャレンジを試みた。ミヨシで少し投げて広範囲に巻いて探ると…コンコンッとアタリをキャッチ。海面を割ったのは小ぶりながらもマダイ。そして、その次には嬉しい“ゲスト”のランカーシーバスもちゃっかりゲット。コマセ釣りの合間にタイラバでもこんな短時間で釣れるってことは、魚の食い気は相当高いということだろう。

2~3kg級が次々と浮上する。
イケスも大ダイで埋まっていく
嬉しい1匹!
当日2番手の3.8kg!
当日最大4kg!
やったよ~!またキタよ~!
2kg級はコンスタントに交じった。
足元のイケスはこの通り!
今日は小さい方だね!
タイラバをやらせてもらってキャッチした“本命”
ちゃっかりランカーシーバスもゲット!
反応が凄い!

船中3桁オーバーの釣果!竿頭は14匹!

終わってみれば、船中100匹オーバーの大爆釣!竿頭14匹が何と2人!乗っ込みマダイ初チャレンジの人も良型4匹の大満足の成績だった。
直江津沖はここからが“本番”。「ここからが“上越乗っ込みマダイ”のスタートだね」と船長も太鼓判を押していた。

ソナーでマダイが近づいて来るのがわかる
探見丸もこれだけ映れば楽しい!
クーラーは良型のマダイで埋まりお土産十分!

釣りビジョンAPC・本間真梨

今回利用した釣り船

新潟県 直江津港 『八坂丸』
〒942-0013 新潟県上越市大字黒井2912
TEL:090-1439-1619
定休日:毎週木曜日(5~10月)
釣果・施設情報 八坂丸 ホームページ

出船データ

8時間便 集合午前4時 出船午前5時 沖上がり13時
料金:コマセ・餌・氷付き 1万2,600円 付餌500円
(女性は1,000円引き)

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