オフショアマガジン

2021年6月1日号

東京湾口・剣崎沖、“乗っ込みマダイ”、数・型とも絶好調!!

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神奈川県・三浦半島、剣崎沖の“乗っ込みマダイ”、5月中旬時点では婚姻色がハッキリ見られ、お腹も膨らんで真子(卵)や白子もしっかり入っている様子。神奈川県・三浦海岸、金田港『金寅丸』に出掛けた。

乗合料金とあまり変わらない仕立料金

『金寅丸』は仕立船専門の船宿。仕立とはチャーター船のことで、5人まで4万2,500円(1人増し7,500円、餌別、氷付)でチャーターできる。これを基本料金(Aプラン)として、餌付きのBプラン、平日限定少人数のCプランなどの料金プランが用意されている。仲間が5人集まれば“乗合船”と変わらない料金で貸し切り出来るわけで、小グループで楽しむには最適だ。集合は午前4時40分までに金田港「金寅丸」係留場所。マイカー利用なら横浜横須賀道路・佐原ICから30分程だ。詳しくは記事末「金寅丸HP」内の「アクセスマップ」参照(カーナビ利用の場合の住所も掲載)。駐車場は港内にある。

三浦半島・金田港『金寅丸』
三浦半島・金田港『金寅丸』
岸壁に係留された「金寅丸」
岸壁に係留された「金寅丸」
船の電源
船の電源
コマセはオキアミ
コマセはオキアミ
コマセから付け餌を拾った
コマセから付け餌を拾った
氷は船の大型クーラーの中
氷は船の大型クーラーの中

釣り場は直ぐ近く!

菱沼祐三船長が出船準備を済ませると乗船開始。この日は横須賀市の石渡さんを中心とする釣り仲間5人のグループに便乗させて頂いた。石渡さんらは月1回のペースで釣行しているとのこと。荷物を積み込み、5時出船、港を出ると綺麗な朝陽が見えた。釣り場の剣崎沖はすぐそこなのだが、釣り仕度をしながら港前で暫し待機、時間を見て走り出した。『金寅丸』にとっては“コマセマダイ”は通年出船している得意種目だ。タックルの詳細は仕掛け図参照。ハリスは2段テーパーの10mが基本で、状況次第で12mも使う。

朝陽に向かって出港だ
朝陽に向かって出港
竿とリール
竿とリール
コマセカゴにコマセを入れる
コマセカゴにコマセを入れる
長ハリスを巻けるシート
長ハリスを巻けるシート
尻尾を切って真っ直ぐに刺す
尻尾を切って真っ直ぐに刺す
仕掛け図
仕掛け図

コマセが効き始めた途端「来た!」

船長は魚探を見て群れを探す。潮を読み、この日の展開を予想し、ここぞというポイントで船を止め、「はい、どうぞ。タナは上から20mです。25mからコマセを撒いて、20mで待ってください」のアナウンスでスタート。マダイ釣りでは最初の1、2回はコマセを効かせるための投入と考える。コマセが効き始めたタイミングで、「来た!」と、右舷ミヨシ(船首)で大アジ。その直後、左舷ミヨシで早くも“本命”のマダイが顔を見せた。1回の投入で撒くコマセは少量で良いが、船全体では常にコマセを切らさないように心掛ける。さすが気心の知れた釣り仲間の仕立船、この辺りのチームワークはバッチリだ。

「船が集まっているね」
「船が集まっているね」
早速仕掛けを下ろした
早速仕掛けを下ろした
まずは大アジをゲット!
まずは大アジをゲット!
お次は!?
お次は!?
“本命”のマダイをゲット!
“本命”のマダイをゲット!
40m付近にマダイの好反応!
40m付近にマダイの好反応!

左舷→右舷→右舷→左舷!両舷で均等に釣れた!

朝一番の時間帯は“ゴールデンタイム”などと呼ばれる時合いとなることが多い。この日も朝一にはいい感じにマダイのアタリが連発!釣り座に関係なく、右舷と左舷で交互にアタリが出るような感じだった。“ゲスト”の大アジや大サバは鳴りをひそめ、釣れれば“本命”。しかも良型が多い。また、潮の流れはトロトロとゆっくりな感じ。潮色は極薄く濁っているようだ。空には桜の季節の花曇りのような薄い雲が掛かり、太陽の光は柔らかだった。“ゴールデンタイム”が終わってもマダイは20、30分に1匹のペースで釣れ続けた。

沢山の船が集まっていた
沢山の船が集まっていた
左舷でマダイ!1kg級!
左舷でマダイ!1kg級!
右舷、マダイ2kg級!
右舷、マダイ2kg級!
右舷、2kg前後!
右舷、2kg前後!
また左舷!
また左舷!
左舷!左右で均等に釣れた
左舷!左右で均等に釣れた

2kg前後中心に3kg級も姿を見せる

刹那、視界の端に垣間見えた左舷大ドモ(船尾)の竿の曲がりに「これは大きい!」と直感した。曲がりに重量感があり、強く引き込まれる度に道糸が出された。いわゆる“マダイの三段引き”だ。ビシをコマセバケツに回収してハリスを手繰ると、海中の赤い魚影がジワジワ大きくなり、ザバーッと言う水飛沫とともに大きなマダイが海面に浮いた。しかし、体力はまだ残っていてタモを嫌って大暴れ。ヒヤッとしたが無事タモ入れ成功。3kg級の見事なマダイだった。

これはデカい!3kg級だ!
これはデカい!3kg級だ!
厳つい顔と濃い婚姻色はオス?
厳つい顔と濃い婚姻色はオス?
優しいフォルムは抱卵のメスかな
優しいフォルムは抱卵のメスかな
2kg前後中心に3匹目!
2kg前後中心に3匹目!
時合いに間に合い、私にも来た!
時合いに間に合い、私にも来た!
左舷大ドモ、5匹目!
左舷大ドモ、5匹目!

【動画】仲間で楽しく!マダイ釣り

好調のマダイは通年、イサキやワラサなども季節毎に出船

斯くして、この日は正午過ぎに沖上がりとなった。結果、マダイ1~3kgが1~5匹。2kg前後が中心で船中14匹と数型とも絶好調。竿頭・最大魚とも左舷大ドモの小野寺さん、「たまたまですよ」と謙遜しながらも「大きなマダイも来ました」と嬉しそう。菱沼祐三船長は、「マダイは通年狙います。希望があればいつでも出船しますよ。これからは、旬のイサキも楽しみですし、秋にはワラサと、季節の釣り物も狙います」と話す。皆で記念撮影をして、採れたての三浦野菜をお土産に頂いて帰路に着いた。小グループの仲間同士の釣行に是非お薦めしたい。

この日の竿頭
この日の竿頭
マダイ3kgを筆頭に5匹!
マダイ3kgを筆頭に5匹!
良型が多かった!
良型が多かった!
こちらも良型ゲット!
こちらも良型ゲット!
親子でマダイ2kg中心に計6匹!
親子でマダイ2kg中心に計6匹!
お世話になった皆様と船長
お世話になった皆様と船長
お土産の三浦野菜(ミニ白菜とキャベツ)とお茶
お土産の三浦野菜(ミニ白菜とキャベツ)とお茶
ベストを尽くして釣らせてくれる『金寅丸』菱沼祐三船長
ベストを尽くして釣らせてくれる『金寅丸』菱沼祐三船長

釣りビジョンAPC・岩見忠弘

今回利用した釣り船

神奈川県金田港 『金寅丸』
〒238-0103 神奈川県三浦市南下浦町金田2277 金田漁協
TEL:090-8771-3069
定休日:なし
釣果・施設情報 金寅丸 ホームページ

出船データ

コマセマダイ(仕立船)
料金=プランA(5人まで4万2,500円、1人増し7,500円(氷付き、餌別))
※人数や釣り物に合わせて、プランB、プランCもあり(HP参照)
集合=4時40分(港)
出船=5時頃
沖上がり=12時~12時30分
レンタル=貸し竿(手巻き 1,000円、電動 2,000円)
※詳細は問い合わせ

その他の記事

※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。