釣りビジョン マガジン

2022年09月12日公開

千葉県・木更津 8月終盤に木更津・潮見運河でハゼ釣り!

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潮見運河は、ハゼ釣りのメッカとして知られた千葉県木更津市を流れる水路。夏休みを利用して平日釣行に出掛けた。『ハゼは秋の彼岸から』と言われ、彼岸過ぎがシーズン本番だが、盛期に向けて今シーズンの様子は……と、この釣り場に精通している釣友の相田さんに案内をお願いした。

足場の良い護岸は広く探れる!

その昔(アクアライン開通前)、木更津方面の釣り場へは都内や埼玉、神奈川からは優に2、3時間コースだったが、今ではアクアラインを利用すれば都内からなら1時間足らずで行くことが出来る。便利になったものである。
案内役をお願いした相田さんとは現地で待ち合わせをした。潮見運河右岸側は、防潮堤になっており、その下はテラス状の足場の良い護岸となっている。あちらこちらに梯子状の降り口があり、そこから護岸に降りられる。
相田さんのポイント説明を聞きつつ準備をしながら川の様子をチェック。新潮見橋の上から覗くと、係留されている船の下や太い棒杭脇など良さそうなポイントが点在している。移動しながら探ってみるのも良し、椅子に座っての“エンコ釣り”でも楽しめそうだ。

新潮見橋
新潮見橋
船溜まり
船溜まり
足場の良い護岸
足場の良い護岸
気を付けて降りよう
気を付けて降りよう

1投目から入れアタリ!

新潮見橋脇から護岸に降りて探り釣りで狙ってみた。11尺(約3.3m)の和竿にミャク釣り仕掛けをセットして沈めると、1投目からアタリが来た。釣れて来たのは、10cm足らずの小型ハゼ。これを皮切りにアタリが続いたが、入れ喰いとまではいかない。また、サイズにバラつきがあり、餌(青イソメ)の先を舐めているだけでハリ掛かりしない極小サイズも結構いるようだ。
少しずつポイントを移動して、少し水深が深いところへ落とし込んだ時、それまでとは違う強烈な引き込み!十二分にやり取りを楽しんで抜き上げたのは、丸々と太ったウロハゼだった。マハゼに比べ、少々下品な顔つき(失礼)とずんぐりした体形もあって“厄介者”扱いされる事が多いが、ほとんどの魚類図鑑には“美味”と書かれている。以前、試しに食べてみたが、マハゼに比べてしまうと少々の“味落ち”は否めないものの、決して不味い魚ではない。是非、1度食べて頂きたいものだ。

この場所に精通しているだけあって、案内役は良型ハゼを連発!
この場所に精通しているだけあって、案内役は良型ハゼを連発!
ハリは軸が細く、刺さりやすい渓流用の細地袖7号や金袖8号。ハリスは0.4号を5~7cmにして使用した
ハリは軸が細く、刺さりやすい渓流用の細地袖7号や金袖8号。ハリスは0.4号を5~7cmにして使用した
仕掛けは道糸1号にシモリウキを4個付けたミャク釣り仕掛けだ
仕掛けは道糸1号にシモリウキを4個付けたミャク釣り仕掛けだ
“厄介者”扱いされるウロハゼ君だが…
“厄介者”扱いされるウロハゼ君だが…
 

今日一の16cm級!

暫くすると、「橋の下でもよく釣れますよ」と、相田さんから声が掛かった。お言葉に甘え、その場所を譲って貰った。すると釣れて来たのは“今日一”の16㎝級のハゼ。その後も15cm級交じりで面白い釣りが楽しめた。
結局、正味2時間の釣りだったが、トータル釣果は60匹程。10cm以下の小型が半数を占めたものの10~13cmが20匹程、15~16cm級も7、8匹交じった。短時間にしては十分な釣果と言えよう。
冒頭に紹介したようにハゼのシーズン本番は“彼岸過ぎ”からだ。“彼岸ハゼ”の時期になれば、17、18cmから20cm級の大型も交じるようになる。今後が大いに楽しみになる釣行となった。
市場にはほとんど出回らない“ハゼ”だが、その味が絶品なのは周知の事実。釣り人の特権であるほくほくした揚げたてのハゼ天を是非、味わって頂きたい。

橋の下でもよく釣れる
橋の下でもよく釣れる
釣り上げたハゼ
釣り上げたハゼ
このサイズが多かった
このサイズが多かった

施設等情報

■潮見運河 新潮見橋
千葉県木更津市潮見3丁目

■上州屋木更津店
〒292-0044 千葉県木更津市太田3-11-1
TEL:0438-23-4130

■キャスティング木更津店
〒292-0803 千葉県木更津市幸町3-1-2
TEL:0438-30-1476

施設等関連情報

■新潮見橋
・公共交通機関:JR内房線・木更津駅西口から徒歩約30分あるいは、木更津駅西口よりバスで潮見線・君津製鉄所行に乗車し、「潮見3丁目」で下車
■上州屋木更津店
・公共交通機関:JR木更津駅東口から徒歩約25分あるいは、木更津駅東口よりバスで約10分の「恋の森」で下車
・駐車場有
■キャスティング木更津店
・公共交通機関:JR木更津駅東口から徒歩約15分(1.35㎞)
・駐車場有
     
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。​

この記事を書いたライター

小金井 考和
FJC日本釣りジャーナリスト協議会(鈴木康友会長)会員。地方新聞「千葉日報」を定年退職後も釣り欄のレポートや告知記事を執筆。地元の千葉県を中心に、茨城県や埼玉県などで釣行。おもに小物釣り(小ブナとタナゴ、ハゼやテナガエビなど)を楽しむ。
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