釣りビジョン
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2012.8.1号

梅花丸・千葉県飯岡港
千葉県・飯岡港『梅花丸』がパワーUPして完全復活!

7月24日、東日本大震災の津波で全壊した千葉県飯岡港『梅花丸』の店舗が“新築OPEN”、新たなスタートを切った。所有船も今年5月26日に就航した「第十五梅花丸」と「第十一梅花丸」の2隻体制になり、梅花武幸船長は「今までご不便おかけしていましたが、皆様に支えられてここまで来る事が出来ました。これで万全の態勢で釣り人をお迎え出来ます」と声を弾ませる。「現在一押しの釣り物はヒラメ!」と船長。同日、“夏ビラメ”を求めて「第十一梅花丸」に乗った。

駐車場は25台、待合所は15畳の大スペース

[動画]「第十五梅花丸」のご案内
午前4時、以前と同じ場所に建てられた新築店舗に到着。『梅花丸』と大きく書かれた縦長の大看板、これなら夜中でも見過ごす事は無さそうだ。既に店前の駐車場は埋まっていたため、裏の駐車場に車を停めた。「いらっしゃ~い!」。大女将のかつ子さんが元気な笑顔で迎えてくれた。
受付の横には洋式水洗トイレも完備、天井部分の一部は吹き抜けになって解放感がある。待合所は靴を脱いでゆっくりと寛げる15畳のフローリング。40インチの大画面で『釣りビジョン』の視聴も出来る。待合所には既に4人の釣り人達が座り、亮祐若船長と会話を弾ませていた。

[動画]新店舗(船宿)のご案内
『梅花丸』新築OPEN!
今回のターゲットは“夏ビラメ”

航程15分、水深15mからスタート♪

午前4時40分に河岸払い。右舷ミヨシから石毛卓さん、鈴木洋隆さん、私、渡辺邦充さん、大ドモに1人の計5人が乗船した。まずはここ数日好釣果が上っていると言う水深15mの浅場を攻めた。港口を出て、屏風ヶ浦を背に15分程走って釣り場に到着。餌のマイワシが配られ、舵を握る武幸船長から、「どうぞ、始めて下さい。水深15mです」とアナウンス。船宿仕掛けは幹糸7号1m、捨て糸4号50cm、枝ス6号1m、オモリは60号。私はオモリ負荷30~50号の少しライトの竿で挑んだ。
あわよくば1投目から…と意気込んで投入したが、開始から小1時間、潮が流れずアタリは遠かった。午前6時30分、口火を切ったのは鈴木さんだった。“本命”のアタリに勢いよく合わせを入れる。「よし、乗った!」と大きく叫び、巻き始めるとアッと言う間に1kg級のヒラメが浮いた。「イワシをしゃぶっていたからね。少しだけ送ってあげたらクッと竿先が入った。その瞬間に合わせを入れました」と第1号に満面の笑み。その流しを皮切りに渡辺さんにも1kg級が釣れ、船中活気づいたが、その後は小型のマトウダイが上がっただけで後が続かなかった。そこで、午前8時、船長は航程20分程沖の根(岩礁)周りへ移動した。

乗船場の大きな看板
1尾目から良型ヒット!
まずは1尾目♪

水深45mの根周りで“本命”続々!

水深は45m。イワシは上顎の固い部分に親バリを通し、トリプルフックの孫バリは尻ビレ付近に掛けた。潮は若干だが沖に向かって払い出していた。「さっきまではほとんど潮がいってなかったですが、今は適度に流れてくれています。魚の反応も出ていますよ」(船長)。着底を確認したらオモリトントンの状態にして竿受けにセット後、カメラを回し始めた。すると、置き竿にしていた石毛さん、渡辺さんの竿に同時にズズズン!海面に1.2kg、1.6kgのヒラメが浮上、“本命”を釣り上げていないのは私と大ドモの人だけになった。その直後、私の竿にモゾモゾッと“前アタリ”が来た。「これは間違いなくヒラメだろう」と慎重に道糸を送っていく。そして、30秒程待って軽く竿先を持ち上げるとズンという重みと共にビビビッと魚信。「今だっ!」。竿を大きく煽った。「乗った」。今年初の“夏ビラメ”にワクワクしながら上げてくると海面に700g級が姿を現した。

私の使ったライトタックル
船宿仕掛け&オモリ
ミヨシでは1.6kg級!

イシナギ連発!さらに超ド級の大物ヒット!?

午前9時過ぎ、船長は更なる大型を求め、人工漁礁周りへと移動した。竿先に異変が出たのは、着底後すぐだった。ガツガツッ…まるでなにかをひったくるような鋭い“前アタリ”。少しだけ待ち、大きく合わせを入れる。ズンズズン!まるで根魚のような鋭い突っ込みを見せた。慎重にやり取りするが、ヒラメにしては引きが強い。「ソイかメバルか…それとも大ビラメか!?」。期待を胸に巻き上げる。そして、海面をジッと見つめると体高のある茶色い横縞の魚が見えた。イシナギだ!人生で初めて釣り上げたイシナギは1kg超級で丸々太っていた。そして、ここからイシナギラッシュが始まった、石毛さん、渡辺さんに同時ヒットで1.5kg級、大ドモの小池さんにも同サイズが2尾連続で釣れた。更に、目を疑うほどの超ド級の大物をヒットさせたのは鈴木さん。合わせを入れた瞬間、ズシン!竿がバットまで大きく曲がり弧を描く。ジジジー、ドラグが際限無く滑り出ていく。慎重にやり取りをするが、一向に魚との距離を縮める事が出来ない。そして、ヒットから20分程が経過した時、「あ!…」と言う声と共に痛恨のバラシ。仕掛けを回収するとトリプルフックが曲がっていた。「姿だけでも何か見たかったね」と船長。イシナギは100kg級にも育つ巨大魚だけに超ド級の“お化け”だったかも知れない。

[動画]狙うは“夏ビラメ”!
化け物級の大物ヒット!
バラシ後に釣れた2kg級

イシナギの引きは強烈!
イワシを丸飲み
こちらもグッドサイズ☆

今期の“夏ビラメ”は魚影が濃く期待大!

この日の竿頭は、終始順調に数を伸ばした渡辺さんでヒラメ4尾、イシナギ3尾、マトウダイ1尾。私もヒラメ1尾、イシナギ2尾を釣る事が出来た。
「今年のヒラメは、例年に無く魚影が濃いですよ」と言う船長の言葉を裏付けるように取材日翌々日の26日には、5~11尾の大釣りも記録された。今後も大いに期待出来そうだ。

26日に11尾釣った石毛さん
イシナギ連続ゲット!
3枚目!

4枚目!!
私の釣果
全員で記念撮影♪

<豪華賞品盛りだくさんの“復興キャンペーン”開催中>

『梅花丸』では7月24日~8月31日まで“復興キャンペーン”を開催している。受け付け時に乗船者全員が空クジなしの抽選に参加出来る。高級釣り竿を始め無料乗船券等の豪華賞品600個が用意されている。
http://www3.ocn.ne.jp/~baika/
※詳しくは船宿へ要TEL確認

(吉田 洋一郎)

今回利用した釣り船
千葉県飯岡港『梅花丸』
〒289-2705 千葉県旭市飯岡2563-5
TEL:0479-57-2145
詳細情報(釣りビジョン)
梅花丸ホームページ
出船データ
ヒラメ船=11,500円
午前4時集合、正午沖上がり
※活イワシ・氷付
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