釣りビジョン

誰でも簡単に釣れる「ワカサギ釣り」最速入門【02釣り方編】

2022年12月16日公開

628_main

釣りは冬でも楽しめる。でも、寒さに耐えるのは非常につらい。それがワカサギ釣りだったら、温かいドーム船の中でぬくぬくと釣りができるし、初心者からベテラン、ファミリーまで十分楽しめる。それに加えて、食べても美味しいという、嬉しいことずくめ。冬の釣りものの王様なのだ! そのワカサギ釣りの方法を短期集中連載でレクチャーします。難しいことは何一つありません。第2回は釣り方編。これだけ読んで釣りに行っても成立します。(執筆:横沢鉄平)

仕掛けは簡単。餌のセットはちょっとだけコツがある。

ワカサギ釣りは本当に簡単。竿にリールを装着して、ラインを通したらそれに市販の仕掛けを結ぶ。そして先端のスナップにオモリを取り付ければいい。そしてすべてのハリに餌を刺したらもう現場での準備はOK。餌は紅サシと赤虫が代表格で、サシ系はチーズサシ、ラビット、バターラビットなど、様々な匂いを付けた強力なタイプもある。サシはそのままハリ1本に1匹ずつ刺してもいいが、2本のハリに刺して、ハサミで二つに切るのが一般的だ。

難しいコツはほぼ無し。オートマチックな入れ喰いだって珍しくない

実際の釣り方は、次の通り。

1)リールをフリーにして仕掛けを湖底まで沈める。
2)ちょっとだけリールを巻いて、オモリを少しだけ湖底から浮かせる。
3)ほんの少しだけ竿をチョンとしゃくって、誘いをかける。
4)アタリを見る。
5)アタリがあったら、ちゃんと合わせる。
6)巻き上げると釣れている。

まあ誘いをかける部分はいろいろ試行錯誤があったりするものの、この釣りに難しさはほとんどない。正直言って、魚影が濃く、活性が高ければ、誘いも合わせも必要ないほど。沈めて、巻きあげるだけで、自動的にバンバン釣れちゃうことも珍しくないのだ。釣れたワカサギは唐揚げや天ぷらにすると、家族にも喜ばれるし、こんな素晴らしい釣りはなかなかないのでは? 今年こそ近所のワカサギレイクに行って、冬の幸せを体感してみてください。第3回は、様々なワカサギ釣りスタイルを紹介します。

 
※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

この記事を書いたライター

横沢 鉄平
フリーライター。ライフワークはバスフィッシングだが、ワカサギから世界の怪魚まで、すべての釣りを愛する男。ロッド&リールの「三匹が行く」、ルアーマガジンの「ドラマチックハンター」など、長期連載企画での出演経験も多数。キャンプ用品の「ヨコザワテッパン」考案者でもある。
YouTubeチャンネル「ヨコテツ」も、ささやかに継続中だ。
このライターの他の記事も読む

その他オススメ記事

釣りビジョン倶楽部