オフショアマガジン
2013.4.15号

松栄丸・千葉県布良港
“春潮”に乗って千葉県・南房のイサキ爆釣!

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千葉県・南房総の布良港『松栄丸』では、3月下旬からイサキの乗合船を始めた。『松栄丸』HPを開くと連日80尾台を記録している。初日の25日が68~82尾、26日にも71~80尾、更に定休日明けの28日にも48~87尾と連日“大爆釣”。天気予報に晴れマークが出た4日、満を持して出掛けた。

釣座番号を取り、出船30分前、港に集合

前日電話で確認したところ、午前5時に港集合、5時30分出船との事。横浜の自宅を2時過ぎに発ち、湾岸道路から東京湾横断道路を通り、館山自動車道を終点の富浦ICで降りた。国道410号線を走ると意外と近く、予定より早く『松栄丸』に着いた。船宿入口左側の釣座番号札を取り、港で乗船名簿に記入して待つ。コマセ等の準備が出来次第乗船となる。乗船者は私を含め14人。東の空から太陽が昇る頃、女将さんに見送られ出港した。

大森さんトリプルでバンザーイ
松栄丸オリジナル仕掛けプレゼント中
仕掛図

第1投目からイサキが竿を揺さぶる

航程15分程で釣り場の布良沖に到着。房総半島の山脈がクッキリ見える近さだ。黒川智也船長から「タナは18~20m」の指示。一斉にアミコマセを詰めて投入。スーッ、スーッと軽くコマセを撒く。待っていたかの様に1投目からアタリが出た。見渡すと、あちらこちらでリールが巻かれ、ダブル、トリプルでイサキを取り込んでいる。時にはイサキが宙を舞い、足元でバタバタと跳ねる。いきなり入れ喰いタイムに突入だ。私はカメラを持って飛び廻るが、釣り人は魚を早く外し、再投入しようと気が急き、中々私の撮影に付き合ってくれない。「朝方は釣れるイサキは小っちゃいよ。これから大きいのが釣れるから待っててよー」と常連の星野さん。誰もが釣りに夢中だ。たちまちバケツの中はイサキで埋まって行く。暫くすると、「あ~サメにやられた」と左舷大ドモ(船尾)の石塚さん。サメがイサキを追って水面まで上がって来たのだ。船長は堪らず場所移動。

付け餌はバイオベイトとイカ
坂本さんダブルでV
泊さん次はクーラー一杯に

花粉症には海が一番
石塚さんハイポーズ
丹羽さん、腕達者!

白浜沖では良型イサキがダブル、トリプル

少し走って白浜沖へ移動。間近に白浜のホテル街と白い灯台が見える。タナは23~25m。ここでも1投目から30cm前後の良型がダブル、トリプルで釣れ出した。魚影の濃さは半端じゃない。このまま釣れたら皆クーラーに入り切れなくなるのではと、余計な心配をしてしまう。
「そろそろ釣りを始めたら」と黒川一夫大船長。皆さんが釣っている映像も充分撮れたので、7時半頃、カメラを置いて竿を握った。まず、乗船時に頂いた『松栄丸』オリジナルの仕掛けを天ビンにセット。仕掛けは、ハリス1.5号のムツ9号の3本バリ。先端のハリは、メジナやマダイが釣れる事を想定し、7号のイサキの平打ちバリ。餌はバイオベイトとイカの2種類。自分で小さく切ってハリに刺す。船縁に磁石が埋め込まれているので、ハリを順番に並べて行けば、多少風が吹いても投入に便利だ。私は、指示ダナより2、3m下までビシを降ろし、コマセを撒きながらタナに合わせた。直ぐに“ククッ、ククッ”と気持ち良いアタリが竿先に伝わって来た。更に竿を揺すってコマセを撒き、追い食いを誘う。軟調子の竿が一段と強いアタリで海面に突き刺さった。頃合いを見て巻き上げる。2度、3度と強い引きを交わしながら海中に目をやると、茶褐色のトリプルの魚影を確認。そして次はダブル、トリプルと入れ喰いが続いた。30cm級の良型ばかりだ。

竿だしから2時間ほどで31尾!

私の釣り座は右舷ミヨシ(船首)。ポイントに入れば釣り座は何処でも関係無い、手返しだけだ。周りを見ると誰もが夢中になって良型をダブル、トリプルで釣っている。私のバケツもみるみる内にイサキで埋まって行く。2時間程で31尾。おかずには充分過ぎる程だ。白浜沖は布良沖に比べ、少し深場で、イサキも良型が多く、アタリも強烈だ。船がポイントを外れると、元のポイントに船を回す流し釣り。しかし、10時を過ぎると、段々喰いも渋くなって来た。場所を移動しても、コマセをガンガン撒いても、イサキは口を使わない。忘れた頃にポツリポツリといった拾い釣り。

星野さんダブルでも冷静
埼玉から来た高宮さん
大森さんメジナも嬉しいゲスト

新田さん嬉しいダブル
丹羽さん30cmオーバー
魚影がバッチリ

水深13mの浅場で大小交じって入れ喰い!

帰り間際に再び布良沖に移動。ウネリも治まり釣り易くなった。指示ダナは13m。「エーッ、こんな浅い所で釣れるの?」とチョット不安な気持ちになる。1流し、2流し、顔を出さない。3流し目、ポイントを捉えた。大小交じりのイサキが釣れ出した。潮が動き出した様だ。又、忙しくなって来た。時折メジナが竿を絞り、ウマヅラ等も顔を出す。最後の流しに皆張切った。

丹羽さん、大型クーラー満タン
舵を握った黒川智也船長
イサキの握り

竿頭は72尾!2番手も61尾で大型クーラー満タン

11時30分、納竿時間になった。竿頭は常連の丹羽規一郎さんで72尾。2番手は61尾。大型クーラー満タンだ。40~50尾台の人が多く、お土産には充分過ぎる釣果だった。潮温もこれまでの17度台から、この日は20.1度まで上昇。“春潮”に乗って魚の活性が上り、初夏が旬と言われるイサキのシーズン本番突入を確信した。これから7月一杯まで楽しめる。“梅雨イサキ”(6月)の頃にはお腹パンパンの抱卵イサキが釣れる。大型クーラーを持って出掛けてみては如何だろう。

(釣りビジョンAPC:飯妻武夫)

今回利用した釣り船
千葉県布良港『松栄丸』
〒294-0235
千葉県館山市相浜286
TEL:0470-28-2305
詳細情報(釣りビジョン)
松栄丸ホームページ
出船データ
乗合料金:午前船:1万円、午後船:9,000円
出船時間:午前船5時30分(5月から5時出船)、午後船13時
定 休 日:毎月第2、第4水曜日
貸 道 具:竿一式1,000円
仕 掛 け:オリジナル仕掛けプレゼント
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