オフショアマガジン
2013.8.1号

ムツ六釣船店・神奈川県久里浜港
東京湾口・剣崎沖のイサキ大爆釣!いつ行く?「今でしょう!」

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神奈川県・久里浜港の老舗船宿『ムツ六釣船店』HPの釣果欄が、イサキ大爆釣の記事で賑やかだ。何が凄いかと言うと、7月15日は、18~32cmを31~222尾。16日も同型を25~260尾。17日は30~196尾と桁外れな釣果が連日続いているのだ。竿頭だけが飛び抜けている訳ではなく、全員が好釣果を上げているのだから驚きだ。味の良さで定評のある剣崎沖のイサキ。シーズン真っ盛りだ。是非自分で大爆釣を体験したいと19日(金)勇んで出掛けた。

佐原ICに近く、港に隣接した大駐車場も整備されている

[動画]大小混じり
横浜や東京方面からでも横浜横須賀道路を利用し、佐原ICで降りれば5分程で船宿に着いてしまう。フェリー乗り場手前に大駐車場も整備されており、大変交通便利な所である。平日にも関わらず、イサキに魅せられた16人が集まった、大型船に左右8人ずつに分かれての出船となった。

船宿受付
乗船場案内の看板
駐車場脇が船の係留場所

指示ダナは海面から

舵を握る榎本幸司船長から「7時になりましたので出船します。20分程で着きます、歩き回らないで下さい。危険防止の為、ライフジャケットを着用して下さい」のアナウンスを聞きながら出船。ゆっくり桟橋を離れ、金谷行きのフェリー乗り場を右手に見ながら、ポイントの剣崎沖に着いた。夏空から降り注ぐ灼熱の太陽も、海上を渡る風で和らぐ。
剣崎沖には、早出の船も混じって12、13隻の船団が作られていた。船長から「指示するタナは、海面からのタナになります。指示ダナより下に降ろさないで下さい。今日も大分暑くなりそうですので、水分は充分取るようにして下さい」と熱中症への注意も怠らない。

30cm級 鈴木さん
良型イサキ 上條さん
丸々太ったイサキ

跳ねる良型イサキ
3点掛け
仕掛け図

“朝まずめ”はゴールデンタイム!

「はい、どーぞ、23~14m」のアナウンス。コマセを詰め、指示ダナまで降ろし竿をシャクると、直ぐにイサキが喰って来た。いきなり入れ喰いタイムに突入した。噂に違わず活性が高い。中には“スレ”で上がって来たりもする。剣崎沖はコマセにイサキが付いているので、“朝まずめ”はゴールデンタイム。
右舷トモ(船尾)から2番目の鈴木芳正さん(71歳)も好調で、開始から30分もしない内に30cmオーバーと25cm級を含め10尾も樽の中で泳いでいる。月に3、4回も釣りに出掛けるとの事で頷ける。左舷トモ(船尾)寄りには、会社の釣り仲間。「土、日は混むと思って平日に休みを取って来ました」と言う3人組、船長の釣り方指導を実践し、順調に数を伸ばしている。
左舷トモの上條文雄さん(69歳)は強烈な竿の引込みを難無く交わし、42cmのビッグワンをタモですくった。聞けば今シーズン、イサキに5回も来ているとの事。「イサキは中層を一日中シャクリ続けるので難しい」とも言っていた。

42cmのビックワン
これもデカイ
良型をダブル 吉岡さん

良型をゲット 和田さん
やったね 田中さん
仲良し三人組

船長のシャクリ・レクチャーが効果発揮

出船前、船長の釣り方指導で、「シャクリ(誘い)は、小さく、鋭く30cm幅に、竿先が跳ねる様に。シャクったら3~5秒ほど待ち、イサキに喰う時間を与える。根気よくシャクって下さい」と、ウィリーシャクリのポイントを指導してくれた。初めての人達は真剣に聞いていた。その効果は直ぐに出た。右舷ミヨシ(船首)から2番目の小松滋さん(73歳)は小型の食いが落ちる中、シャクリ間隔の3~5秒を守り、36.5cmの大型を手にしていた。「15mまでシャクリ上げた所で喰った」と言う。「普段はカワハギばかりやっていて、イサキは今回が初めてなので、船長に教わった通りにやりました。釣りは面白いね。80歳まで頑張りたい」と元気いっぱいに話してくれた。
右舷の井滝貞夫さん(64歳)は「大病を患い3年ぶりにイサキを釣りに来た。病院からゴーサインが出たんだよ」と嬉しそうに頬を崩す。「妻が魚屋から買ってくると言ったが、釣って来ると出て来た。10尾も釣れば御の字だ」と言いながら60尾も釣って帰って行った。

ダブル
4点掛け
イサキ初挑戦 小松さん

早出の船が帰った後に入れ喰いタイム

11時頃、食いが立ったが、船の周りを大きなサメが海面に背ビレを出し、悠々と泳ぎ廻っていて何か不気味だ。しかし、そんな中でもイサキは順調に釣れる。時折ダブルや3点掛けで気合が入る。ベテランは、「数日前はこんなもんじゃなかった。3点、4点掛けは当たり前。今日は3点掛けがやっと。早出の船が帰った頃がチャンス」と言う。正午を過ぎると1隻、2隻と減っていき、5隻だけになった。チャンス到来。ダブル、トリプルが多くなって来た。型も時折30cm前後の良型が顔を出す。しかし、同時にアジも良く釣れる。嬉しいゲストの筈が、何故か嫌われる。アタリだけ強く良型イサキと勘違いして慎重にリールを巻いて来ると、アジでがっかり。その落差が大きいのだろう。

3年ぶりのイサキ釣り 井滝さん
3点掛け
ダブル

イサキ釣りはシャクリ方で釣果に差

「この前来た時よりも、数は少なかったけれど、型の良いのが良く釣れた」と常連達が話してくれた。そして、「ウィリーの場合、釣り座は関係ない。シャクリ方次第」と言い切る。
竿頭は吉岡保さん(68歳)の114尾。次が105尾、103尾と続く。型は18~42cm。25~30cm級のサイズが多かった。剣崎沖のイサキは、数に加え、良型も多くなった。味には定評がある。三拍子揃ったイサキ。行くなら、今でしょう!!

(釣りビジョンAPC・飯妻武夫)

今回利用した釣り船
神奈川県久里浜港『ムツ六釣船店』
〒239-0831
神奈川県横須賀市久里浜8-26-8
TEL:046-835-1777
詳細情報(釣りビジョン)
ムツ六釣船店ホームページ
出船データ
乗合料金:9,200円
出船時間:7時 沖上り14時30分
定 休 日:毎月第2、4、5金曜日
レンタル用品各種完備。簡易クーラーBOXや仕掛け等の販売あり。
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。
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