私も竿を出してみた。初め中々手が合わず試行錯誤した。最終的に、着底したら竿を何度か大きく上下させて糸フケを取りつつエビが跳ねている様子を演出し、誘い上げ&誘い下げで微妙に重みが変化するタナを探して静止、竿を曲げ込む重みの乗った“アタリ”を待って電動リールで巻き合わせにする釣り方に落ち着いた。次第に手が合ってきて、終了までにアマダイ7匹まで追い上げた。竿頭は右舷トモ(船尾)2番の神奈川県寒川町の長谷川さん、アマダイ14匹!絶好調!45cmのこの日最大のアマダイも彼女が釣った!2番手8匹、長谷川さんの釣果はダントツだった!全体としては、アマダイ20~45cm、1~14匹。カイワリ、イトヨリ、ホウボウ、キダイ(レンコダイ)、ヒメコダイ(アカボラ)、ウッカリカサゴ(カンコ)、アカタチ、ミノカサゴ、シキシマハナダイ、トラギスの仲間、ガンゾウビラメなどが交じった。これから年内や年明け頃のアマダイ釣りについて久保田幸司船長に尋ねた。「今はまだ可愛いサイズのアマダイの多さが目立ちますが、これからは大型の釣果に目を見張るようになります。50cmオーバーのメガサイズも飛び出し、小田原沖のアマダイ釣りはもっともっと魅力的になります」と自信を見せた。数型ともに絶好調の小田原早川港『坂口丸』のアマダイ釣り、ぜひチャレンジして頂きたい。